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大人C
2022年8月3日 23:59
五連構成だと思い読みました。まず、全体を通してリズムがある詩だなと感じました。言葉のくり返し、韻を踏む言葉選び、拍数、またイメージのくり返しもありました。一連目。「フェンス」と「イノセンス」は韻を踏んでるのだと思いました。「黄色のイノセンス」を読んだとき、凄くしっくりきたのはなぜでしょう。おそらく、「笑い声をのせるキンダーガーデン」で幼稚園の子どもの姿、あの黄色の帽子を被った子ども達を想像した
2022年7月30日 20:54
まずタイトルにやられました。うわー、「夜側」かー、すごい言葉の使いかただなあ。そして、場面は夜の散歩からはじまります。全体は四連になっています。行分けを細かく繰り返し、余白を多く作っています。それは夜の静かな雰囲気を感じさせます。一連目。「闇」という単語にどきっとしました。どういう詩がはじまるのだろう、そんな感じです。続く「きみ」で、子供かな、恋人かな、と安堵をしながら進みました。「星ばか
2022年7月28日 22:34
恋人かな、夫婦かな。自分は「僕」と「君」のレストランでの待ち合わせの場面をイメージしました。それらしい説明を省いているので、言葉の配置、言葉のイメージが活きていて、この場面の奥行きを感じます。「食べて」の配置で、テーブルに置かれている皿への目線の動き、箸の動き、前後の動き、を感じました。奥にある「食べて」の位置に「窓から」が配置されていることから、目線のちょっと先に窓があるのかな、と想像します
2022年7月26日 21:59
三連で構成されていました。まず一連目の意外性に自分は惹かれました。一連目。「怒りに満ちた/蛇の頭」おもしろい!そっか、「蛇」って「頭」があるんだよなあ、って当たり前のことに気づかされました。「蛇」ですでに全体が描写、イメージが喚起されるけど、あれって「頭」なんだよなあ。しかも「怒りに満ちた」だって?「怒りに満ちた/蛇の頭」ってどんなものなんだろう、蛇ってそもそも大体怒ってるような気がするな、と
2022年7月25日 22:14
全体は三連での構成です。タイトルが好きです。「それ そのもの」。どこに強く惹かれる言葉なのか自分にはうまく説明できません。意味が閉じている、ループしている、だからなのでしょうか。言葉に方向性があるのなら、「それ」が「右向き矢印」で、「そのもの」が「Uターン矢印」といった感じです。作品自体は、自分自身、あるいはヒトの存在や生命力と生物とのそれが対比されていて、生物に対してヒトのそれは希薄であり、