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大人C
2024年5月5日 11:02
学生の頃、宮本輝の「青が散る」という小説を何度もくり返し読んだ。いわゆる青春の群像モノの小説で、将来への不安とか悩みとかが描かれているのだけど、宮本輝が書くと背伸びがない日常の中にこそ小説で描かれるべきものがある、なんてことを教えてくれる。この小説の中で特に好きなシーンがある。それは、たしか夏の夕方。馴染みの安い中華料理屋さんで汗をかきながら、悩みとかを語り合い、ビールと餃子をたらふく食べ
2022年4月13日 23:35
学生時代に初めて読み、その後も繰り返し読むことになった「ノルウェイの森」。当時、気がついたら真似していたこと3選をあげたいと思います。授業は一番前の端の席で受ける私は大学では留年を繰り返し、合計7年通っていました。最後の2年で卒業だけはしようと心に決め、必死に授業を受けました。単位は欲しいし卒業はしたい。授業もそれなりに聞けば面白いのはわかってる。でも、なんとなく従順に授業を受けるのは気恥しい