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「ノルウェイの森」が好き過ぎて真似したこと3選

学生時代に初めて読み、その後も繰り返し読むことになった「ノルウェイの森」。当時、気がついたら真似していたこと3選をあげたいと思います。

授業は一番前の端の席で受ける

私は大学では留年を繰り返し、合計7年通っていました。最後の2年で卒業だけはしようと心に決め、必死に授業を受けました。単位は欲しいし卒業はしたい。授業もそれなりに聞けば面白いのはわかってる。でも、なんとなく従順に授業を受けるのは気恥しい。その結果の「一番前の端の席」。気持ちよく分かります。

古い小説を何回も繰り返し読む

これも盲目的に真似してました。小説のなかでは「グレート・ギャツビー」でしたが、私の場合は「異邦人」や「うたかたの日々」でした。いずれも冒頭は今でも諳んじられるくらい読みました。

「やれやれ」

村上春樹と言えば「やれやれ」。「やれやれ」と言えば村上春樹。それくらいに有名な組み合わせです。その他にも「あるいはそうかもしれない」「いずれにしても同じことだ」のように、どこか達観や諦めを感じる台詞が魅力的です。あまり他人に向かって「やれやれ」とは言いませんでしたが「そうかもしれない」「いずれにしても同じことだ」は脳内に刷り込まれていて、文章を書くときについつい使ってしまいます。

最後に

大好きだった「ノルウェイの森」。
幼なじみで親友だったやつに読ませました。
その時の彼の感想。

「この主人公とお前、そっくりだな」

私の返事。

「やれやれ」


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