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Yuji
2021年1月18日 19:22
私の好きな小説のジャンルの一つとして、童貞小説というものがある。 これは私が勝手にカテゴライズしたもので、思春期特有の悶々とした感情や青っぽさを表現した作品のことを指す。 作品例としては、二葉亭四迷の「浮き雲」や夏目漱石の「三四郎」などが挙げられる(性別の観点を除けば、太宰治の「女生徒」も含まれる)。 これらの作品は、概して主人公は醜く、読み手が思ったようにはなかなか行動してくれない。
2021年1月4日 19:01
見てくれてありがトゥース 今回は私が読んだ/読んできた文学作品について。 夏目漱石の「こころ」は1914年に刊行された長編小説で、彼の代表作の一つ。 中学や高校の教科書にも乗っていることがあるみたいだけど、私は両方ともまともに勉強してこなかったタイプの人間(今ではすごく後悔しています)なので、そうだったけな、くらいの気持ち。 おおまかなあらすじは大学生の主人公「私」が鎌倉の