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久しぶりに「誘拐報道」を観て、泣く。

週末、WOWWOWで映画「誘拐報道」を観た。久しぶりの鑑賞。ワシも焼きが回って涙もろくなっているのか、ラスト近く、宅麻伸の新米記者が犯人の妻子にパパラッチして、娘の高橋かおりちゃんが、「うち、おとうちゃん、好きや!」と叫ぶところで、激しく嗚咽してしまったぞ。

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1982年秋公開の、この映画。公開時梅田の映画館で観たが、ちょうど読売新聞系の広告代理店に転職し、駆け出しのコピーライターとして仕事をはじめて間無しの頃で、この新米記者に妙にシンパシーを感じながら観たのをおぼえている。舞台も宝塚・神戸・大阪だし、新聞社も読売だしで、そこも身近に感じられた要因か。

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今観ると、俳優さんの演技が少し濃い気がするが、姫田真佐久さんのキャメラと今村力さんの美術がすごくいい。鬼才・伊藤俊也監督のもと、スタッフ、キャストの映画への熱情が、びしばしと伝わってくる良作です。未見の方はぜひ。

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それにしても、この映画が初出演の高橋かおりちゃんは、当時まだ6歳だったらしいけど、今46歳になってんねんな。
ほんま、よその子はすぐ大きなるなあ。

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ゆうもあ倶楽部
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