いましか書けない文章を、noteに残し続けたい
文章には、「鮮度」があるのかもしれない。
このnoteをはじめたのは6月。年明けからいきなりフリーランスになって、なんとか仕事を見つけていって、だんだんと慣れてきて落ち着いたころ。
最初は、会社員のころや無職期間に考えていたことを、エッセイとして書くことが多かったかな。
とにかく会社に行くのがつらかったこと。嫉妬とか焦燥感とかでいっぱいだったこと。文章にして外に出すことで、少しすっきりできたりもして。
あとはやっぱり、仕事のこと。ライターとかブログとかオンライン事務とか。なぜはじめたのか、未経験なりになにを考えてなにをしたのか、実践記録をまとめるようになった。
自分の記録にもなるし、いつかどこかでだれかのためになるかもしれない。そんな気持ちで書いてきた。
noteをはじめて1ヵ月くらい経ったころ、「書くこと」をテーマにした記事が増えてきた。
初心者noterとして感じたこと、過去noteの振り返り、書くことでなにを得られたか、とか。
個人的にすごく気持ちがのるテーマだし、noteには「書きたい人」が多いからか、特に読んでもらえることが多い気がする。
こうして振り返ってみると、「記憶が新鮮なうちに書く」ってすごく大事なことだなあって思って。
というのも、わたしはとにかく忘れっぽい。記憶力も悪い。すっごくイヤな思い出は、何年たっても詳細まで覚えているのにね。
だから、そのときなにを考えていたのか、どうやって壁を乗り越えたのか、どんなことに心が動いたのか、細かいことは書いて残しておかないと脳から消えてしまう。
もちろん、印象的な思い出を取り出して記事にすることもあるんだけど。その場合、思い出すのに時間がかかるし、書くのにエネルギーが必要だったりする。
なんかすっごい美化されてることもあるし!「当時はもっと思い悩んでいたはずなのに・・・」みたいな。
例えば友だちと話すとき。「そういえば昔さ〜」と思い出話をすることもあるけど、「聞いて!最近さ〜」と近況報告をする機会のほうが多い気がする。わたしのnoteってそんな感じかもしれない。
いまの自分をリアルタイムで文章にしておくのって、すごく価値があると思ってる。細かい思考や行動まで書けるし、読む側としても身近に感じやすいというか。
わたし自身も、noterさんの近況報告を読むのが好きで。「同じ時間を生きてるんだな〜」って実感する。
だからこれからも、新米フリーランスにしか書けない、初心者noterにしか書けない、フレッシュな文章を書いていくつもり。
「新米」や「初心者」っていつまで名乗っていいんだろうか・・・と思いつつ。まだ1年生だからこそ、気づけることがいっぱいあるので。
いつかその文章が、未来の新1年生の力になったなら。すごく素敵だよね。
またね。