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会社で「速いPC」は誰に支給されるべきなのか

皆さんの会社では、「一番速いPC」は誰が使っていますか?
社長ですか? 会長ですか?

「速いPC」って、何が速いのかというと、処理速度が速いんです。
つまり、「待ち時間」が少ない。
でも、その恩恵を受けるためには、PCを待たせるくらいには操作が速くないと意味がないんですよね。

タイピングを例にとってみましょう。

■タイピングが速い人が1000文字入力する場合
・速いPC→入力の速さにPCがついてきてくれる→1分で完成
・遅いPC→入力の速さにPCがついてこられない→3分で完成

■タイピングが遅い人が1000文字入力する場合
・速いPC→入力が遅いので、PCの速さは活かされない→5分で完成
・遅いPC→入力が遅いので、PCの処理が遅くとも影響がない→5分で完成

つまり、遅い人が使うのは、速いPCでも遅いPCでも結果が変わらない。

これは、タイピングに限った話ではありません。
つまり、会社という営利を追求する組織において、作業効率を重視するならば、「偉い人」ではなく「速い人」が高性能なPCを使うべきだと思うのです。

と、いろんなところで言い続けているのですが、あまりピンときてもらえることは少ないのです。

ピンときてもらえていないのか「そうはいっても」と日本古来の考え方が邪魔をしているのか…。

この考え方、なんとか広まってほしい、と思っているのです。

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