いしばしゆう

月曜の朝、口笛を吹きながら出勤する人を見かけると、「いいな」と思います。 シゴトが変わ…

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月曜の朝、口笛を吹きながら出勤する人を見かけると、「いいな」と思います。 シゴトが変わる情報を発信、受信していきたいです。 コラムや講座動画などでコラボしてくださる方、募集中です。 「オシエル」を学ぶ講座 配信中↓ ■Udemy https://bit.ly/3wjwnOt

最近の記事

愛想のないラーメン屋の店主のことをマジメに考えてみる。

よく、ラーメン屋に行きます。 ときどき、まったく愛想のない店主がやっている店がありますね。 私は、料理は舌だけで味わうものではないと思う方なので、居心地が悪かったりすると、それ以降、足が遠のくことが多いです。 もちろん、何に重きを置くかは、人それぞれ。 愛想が悪くても、味が良ければそれで良い、という人もいる。 私のように、そうではない人も、いる。 ここで少し、店主の立場から、これを考えてみようと思います。 ラーメン屋の店主は、ほとんどの場合、ラーメン屋の収益で生計を立

    • かつて通っていた小学校が大人になって小さく見えたのは、身長が伸びたからではなかった。

      自分の通っていた小学校を久しぶりに見て、思うこと。 「こんなに小さな校舎だったんだなー」 「こんなに狭い校庭を走り回っていたんだなー」 皆さんも一度は感じたことがある感覚だと思います。 これ、いったい何故だと思いますか? ぱっと思いつくのが… あの頃は小さかったから。 でもおそらく、それは違います。 私の知人がこんなことを言っていました。 「あの頃、もう今と同じ身長だったけど、やっぱり当時は大きく見えたよ」 つまり、そういうことなんです。 「身長が大きくなったか

      • 5人に1人いるというHSPを考える。

        ・大きな音が耳に痛い ・一度にたくさんの仕事をするのが苦手 ・機嫌の悪い人が近くにいると影響を受けやすい ・一人で過ごす時間がないと疲れる ・「考えすぎだ」と人に言われることがよくある 心当たり、ありますか? 私は、全部あります。 これらは、「HSP」と言われる人たちの特徴です。 HSP…Highly Sensitive Person とても敏感(繊細)な人たち。 病気ではなく、気質です。 5人に1人はいると言われています。 アメリカの心理学者 エレイン・アーロン博士

        • 入社したばかりの新人に「会社の代表」を任せていませんか?

          「まだ何もわからないだろうから、とりあえず、電話番しておいて」 4月。新入社員の入社後によく見かける光景。 でもこれ、よく考えると、とてもリスキーな行為だと思いませんか? お客様や取引先がかけてくる、代表電話。 その電話に出るということは、文字通り、「会社の代表」。 出た社員が、上手に対応できれば、相手にとってあなたの会社は「いい会社」。 出た社員の対応に失礼があれば、相手にとってあなたの会社は「残念な会社」。 その電話応対の質が、お客様や取引先の評価に直結する。 な

        愛想のないラーメン屋の店主のことをマジメに考えてみる。

          あなたがいつも忙しいのは「教えベタ」だからかもしれない。

          皆さんはお仕事、忙しいですか? 仕事が忙しいというのは良いことですが、忙しすぎるというのも考えものですよね。 仕事が忙しい人は、大きく2種類に分けられます。 1. 効率が悪い人 2. 仕事を抱えすぎている人 効率アップのための書籍は、ビジネス書コーナーにたくさん並んでいますし、この点のスキルアップへの問題意識が高い方は多いでしょうから、今回は2の方のお話です。 仕事を抱えすぎているので、忙しい。 さてこれ、どうしましょう。 なぜ抱えすぎるのでしょう。それはおそらく、仕

          あなたがいつも忙しいのは「教えベタ」だからかもしれない。

          ブルーマンデーってなんでつらいんだろう?

          ブルーマンデー、という言葉があります。 なぜ、マンデー(月曜)はブルー(憂鬱)なのでしょう。 「仕事がイヤだから」? おそらく違います。 月曜がイヤな人たちの多くは、行くのはイヤだとしても、行ってみればそれなりに張り切って仕事をしますし、金曜まで「イヤだイヤだ」と働くわけでもありません。 むしろ、木曜、金曜あたりは充実してやりがいを感じている人すら多いことでしょう。 では、なぜブルーマンデーなのか。 それは… 土日があるから。 土日の自分と、月~金の自分が違う人

          ブルーマンデーってなんでつらいんだろう?

          説明力のパラドックス

          頭がいい人は、 頭が良すぎて 上手く説明できない。 しかし 頭がいいかどうかは、 上手く説明できるか で判断される。 これは、twitterの友、ひらめきウインナー様によるツイートです。 https://twitter.com/minoru_kono666/status/1384444025025880069 このツイートを見て私は、雷に打たれた思いでした。 まさに、そのとおりだと思います。 頭が良すぎると、「難しいことも易しく感じる」ので、自然と説明ベタになりがち。い

          説明力のパラドックス

          「お互いが幸せになる採用面接」案

          「それでは志望動機を教えてください」 ここから始まる面接って、どうなのでしょう。 たぶん求職者の答えはほぼ決まっていて 「御社の経営理念であるところの…に感銘を受け、私自身も…」 とかですよね。 この形骸化したやりとりって、かなり収穫が少なく、お互いの時間がもったいないなぁ、と思うのです。 採用面接は、お見合いのようなものです。 だとすれば、お互いのことをよく知らなければ、失敗するのは自明の理。 お互いのことを知るためには、「志望動機」や「職務経歴」をストレートに聞く

          「お互いが幸せになる採用面接」案

          "役立つ"ノウハウ本の見分け方

          noteで交流をしている中で 「ノウハウ本が身になったことが少ない」 というお話を聞きました。 私は、どちらかといえば、多少であっても「役に立った」と 思うことが多かったので、この声はとても新鮮でした。 よい機会だと思い、世に数多あるノウハウ本の中で「どんなものが役に立つのか」ということを考えてみました。 あくまでも私見です。他のご意見、大歓迎です。 そもそも、ノウハウ本って、役に立つのか、という点から。 世間ではときどき「ノウハウ本に頼るな」なんて言われることもある

          "役立つ"ノウハウ本の見分け方

          あなたはロボットですか? とたまに聞かれる件

          Webサイトでユーザー登録などしようとしていると、こんなことを聞かれることがあります。 あなたはロボットですか? ロボットでないなら、信号機の写った画像を全部選んでください。 私、この世に生を受けて40年ほどになりますが、30年目くらいまでは、「あなた、ロボット?」なんて聞かれることは、ありませんでした。 急に、ここ数年でそんなことを聞かれるようになったわけです。 つくづく、「未来、来たなぁ」と思います。 人間とロボットが共生し、人間とロボットの区別がつかない時代。

          あなたはロボットですか? とたまに聞かれる件

          会社で「速いPC」は誰に支給されるべきなのか

          皆さんの会社では、「一番速いPC」は誰が使っていますか? 社長ですか? 会長ですか? 「速いPC」って、何が速いのかというと、処理速度が速いんです。 つまり、「待ち時間」が少ない。 でも、その恩恵を受けるためには、PCを待たせるくらいには操作が速くないと意味がないんですよね。 タイピングを例にとってみましょう。 ■タイピングが速い人が1000文字入力する場合 ・速いPC→入力の速さにPCがついてきてくれる→1分で完成 ・遅いPC→入力の速さにPCがついてこられない→3分

          会社で「速いPC」は誰に支給されるべきなのか

          I love you(注:タイムマネジメントの話)

          「吾輩は猫である」「坊っちゃん」で有名な文豪 夏目漱石は、「I love you」を日本語訳するとき、こう訳したそうです。 月が綺麗ですね なんとも、風情のある表現。 日本人にしかできないのではないか、と思えるような、日本語訳。 …あ、日本語なので当たり前ですね、はい。 今回は、これにならって、私が「I'm busy」を日本語訳してみようと思います。 私は、効率的な時間の使い方が苦手です というわけで、タイムマネジメントの話です。 職場を見回したとき、すごく「忙しい

          I love you(注:タイムマネジメントの話)

          PDCAってほんとうにすごいのか?

          「PDCAを回せ」会社でそう言われること、昔からありました。 そのたびに、思っていました。 計画して、やってみて、チェックして、直す…そりゃそうだろう、と。 どうも、そう感じているのは私だけではなかったようで、他の人たちもちょっと首を傾げていたりしました。 しかしその反面、「そうか、なるほど、よし」と深くうなずいている人もいます。 ふと、小学校、中学校、高校、大学と思い返してみると、いつだって、PDCAって、やっている人は、自然とやっていたんです。その言葉を知らなくても、

          PDCAってほんとうにすごいのか?