朝が弱いのは、低血圧が原因ではない
朝が弱い人は、低血圧だと思われがちですが、
実は、そうではないのです。
コルチゾールというホルモンが出ていないから
血圧が低いまま、体温も上がらずに、
身体が起き上がれない状態だといえます。
コルチゾールは、副腎という小さな臓器で、
50種類以上のホルモンを作っています。
その中で、寝起きに大きな影響を与えているのが
コルチゾールです。
コルチゾールは、ストレスをやっつけてくれる
抗ストレスホルモンなので、
副腎が元気な人は、朝起きた時が最もコルチゾールが多い状態です。
これは、日中のストレスに対応するための準備だと言えます。
この準備が整うことで、血圧や体温が上がり、
朝シャキッと起きることができます。
常にストレスフルで一生懸命に頑張っていると
ずっとコルチゾールが出続けます。
この状態があまりにも長く続くと、
副腎も相当に疲れてしまうので、
コルチゾールが朝に出なくなってしまいます。
朝起きられないのは、副腎が疲れて
コルチゾールが出ないことで、
起きたくても身体が起き上がれない状態なのです。
副腎が疲れてしまうのは、
実はストレスだけが原因ではありません。
不規則な生活や冷え、睡眠不足、ステロイドも大きな原因です。
更に、食生活もかなり重要で、
グルテンやカフェイン、乳製品、糖質の摂りすぎも
副腎を疲労させる要因です。
原因だと考えられるものを控えること。
ストレス解消法を持つこと。
意識してみましょう。
副腎が元気になると、朝の目覚めは本当に変わります。
親と子どものための睡眠専門家 椎葉ゆう子
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