一日二食で充分な人は「16時間ファスティング」をやるべし
ぼくは1日16時間、ものを食べない時間帯を作る生活を2週間ほど実践しています。(この記事を書いている時点で)
結論、特にガマンを感じることなく2kg減量できました。他にも様々な効果がありそうで継続中です。
特に身体を動かさない仕事をしている人にはおすすめです。
雨本といいます。
「半年で無理なく10kg減」「知的仕事のための心身百科事典の完成」を目指してnoteにその過程を記録しています。
記事の最後に、毎日の試行錯誤をまとめたマガジンがあります。ダイエットしたい方、健康になりたい方、思考を研ぎ澄ましたい方はご注目ください。
ファスティングってなに?
あなたはファスティングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ぼくがそれを初めて聞いたのは、ダイエット本の中だったと思います。
本の中だから「聞いた」ではなく「読んだ」ですね。
日本語では「断食」「絶食」といいます。
なんだか修行僧の絵が浮かんで来ませんか?
そうそう、もともとは宗教的行為の意味合いが強い言葉なんだそうです。
しかしです。
近年(それがどれくらいの期間なのかはわかりませんが)、病気の治療や健康促進の意味合いで使われることも多くなってきたようです。
ぼくが初めて読んだのもダイエット本の中でした。
ファスティングって、なんかスマートな感じがします。
断食はなんか、命を削る感じがするけど。
ちょっとやってみようかな、という気にさせてくれます。
ダイエットは続かない、そうダイエット本に書いてありました。
人間は意思が弱いから、苦しいことを継続するのは難しいのです。
ファスティングもそうなのでしょうか。
こんなスタイリッシュな響きなのに。
まあ、日本語で言えば「断食」ですから。
ものを食べないって苦しいことな気がする。
ファスティングを継続するコツって、あるんでしょうか。
今回はそれを書いてみました。
一日三食は多すぎる
ぼくは、絵を描いたり映像を編集したりする仕事をしています。
自営業なので、基本的には自宅兼事務所にいます。
(というかほとんどパソコンの前に座っています)
そんなぼくにとって、一日三食は多すぎるのでは?と思っていました。
あまりエネルギーを使わないので、お腹が空く前に次の食事タイムがやってくるのです。
案の定、太りました。
4年で8kg太りました。
運動もほとんどしていないので、筋力も相当落ちているでしょう。
このままでは、まずい。
まずは食べる量を減らすべきなのでは?
と思い最初にたどり着いたのがこの本でした。
この本を読み終わって、まずは実践してみようと思いました。
2週間ほどやってみた経験を振り返り、継続できている要因を3つにまとめたうえで感じたことを書いてみます。
①睡眠を挟む
16時間と聞くとかなり長いと感じるかもしれません。
一日の2/3にあたるわけですから。
しかしそもそも1/3は睡眠です。
寝る前起きたあと4時間空ければ16時間となります。
以前は夜にいろいろとつまんでしまっていましたが、それをやめました。
朝食も摂らないようにしました。
家族の朝食を用意する係なのですが、食べ物を前にしても食べたいという気持ちはあまり湧いてこない状態になっています。
もともと朝に食べすぎると仕事のパフォーマンスが下がる実感があったので、それほど苦じゃないのです。
②白湯を飲む
朝起きて最初に白湯を飲むようになりました。
これがけっこう癒やしの時間で、身体にす〜っと温かさと水分が沁み渡っていくのが実感できます。
身体が温まるので、目も覚めていい感じです。
③何が起きているかを理解しイメージする
これがとても重要だと思っているのですが、16時間ものを口にしないことによって身体に何が起きているのかを自分に言い聞かせています。
本から引用します。
空腹の時間を作ることで、
・内臓の疲れがとれて内臓機能が高まり、免疫力もアップする。
・血糖値が下がり、インスリンの適切な分泌が促され、血管障害が改善される。
・脂肪が分解され、肥満が引き起こすさまざまな問題が改善される。
・細胞が生まれ変わり、体の不調や老化の進行が改善される。
ファスティングの時間が16時間である理由についても記述があります。
最後にものを食べて 10 時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくなって脂肪が分解され、エネルギーとして使われるようになります。 そして、 16 時間たつと、今度は体の中で「オートファジー」が機能し始めるのです。
オートファジーとは、細胞内の余計なものを分解するためのシステムです。
主に古くなったり不要になったタンパク質を分解するようです。
他にも、
✅細胞の活動に重要なミトコンドリアを生まれ変わらせる
✅細胞内に侵入した病原菌を分解・浄化する
など、健康にかかわるさまざまな働きがあることがわかってきています。
🔎オートファジーに関しては、この記事がわかりやすかったです🔎
まだまだ研究途上の分野のようなので、今後も注目していきたいです。
2週間で2kg減。本格的な効果はこれからか
以上のように、継続のコツはつかみました。
が、実際のところどんな効果を実感しているか、そこが気になるところですよね。
今のところ劇的に体調が良くなったという実感はありませんが、食習慣が変わったことでかなり健康に対する意識が高まったことは間違いないです。
それと体重は2kgほど落ちました。
昼・夜は好きなものを食べ、特に激しい運動をしているわけではないので、ファスティングの効果と言って良いと思います。
余計に食べなくなったことが一番の理由だと思いますが、長く続けていくことで新陳代謝が高まって太りにくい体になっていくのではと思っています。
まずは12時間ファスティングから
朝食を抜くのが辛いと感じる場合は、まずは12時間ファスティングから始めるのも良いかもしれません。
先に挙げた本の中でも言われていました。
さらにファスティング中にどうしても何か口にしたいと思ったときには、
・ナッツ類
・生野菜サラダ
・チーズ
・ヨーグルト
でお腹を満たしても構わないそうです。
これだと例えば夜7時に夕食を取ったら、朝7時には食べてよいことになりますし、我慢できなくなったら上記のものを採ってもOKです。
かなりハードルは下がるでしょう。
また、昼間にファスティングタイムを取るほうが合っているという人もいるそうです。ライフスタイルに合わせて自分が自然にできる形を見つけるのがまず最初に取り組むべきことかなと思います。
何事にも通じることですが、まずは完璧じゃなくても、始めることが一番大事ですね。
今後も継続していき、その効果をまとめていきたいと思います。
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