成功って実は偶然の産物なのではないでしょうか?
最近別ブログでも書いている「偶発性」の話に興味を持ったとき、ふと思った事があるので、noteで記事にしてみようと思いました。
それは「成功」というキーワード。よくこんな感じでアピールされる成功者の人をよく見かけます。
ちょっと偏った表現になってますけど、成功事例はお客を呼び込むための解りやすい常套手段なので、言いたい事って要はこれですよね。
成功って実は偶然が殆どなんじゃ?
でも成功って最初から狙って起こせるものではなく、結果論であり、ただの偶然の産物なんじゃないでしょうか?
掘り下げて考えれば考えるほど、そう思えてならないのです。こういう風に考えてる人って、実際多かったりしませんかね?
こんな経験ありませんか?
例えば、必死に成果を出そうと思って頑張っていたとします。でも実力はあるはずなのに、なかなか成果がでません。これは誰もが経験したことあると思います。
でも全然頑張っていないのに、何故か突然評価された・・逆にこんな経験もありませんか?
事例だからこう言うしかないよね・・
成功事例は、後者のように偶然の要素が多い場合もあるのですが、成功者は偶然の要素があったとしても「こうやったからうまくいったんだ!」
・・みたいに言う事が多いのです。
成功が実は偶然だったとしても「これは偶然成功したんだ!」って言っちゃうと誰も興味持ちませんから当たり前の話だと思います。
後知恵バイアスによる思い込み
また、偶然の成功でも「後知恵バイアス」が働き、結果から思い込みを起こしているケースも多いですし、成功者としてインタビューをされ続けると、だんだんその気になってきて、自分の能力を過信してしまう事だってあります。
私が言いたいのは、世の中には「私はこれで成功したんだ!」みたいな美談で溢れかえっていますが、実は意図しない成功であったケースもかなり多いという事。
才能や知識は意味ないの?
かと言って「じゃあ才能や知識は意味ないのか?」と言うとそうではなく、才能や知識は、チャンスをうまく活用するために必要で、逆に考えると、どんなに素晴らしい才能や知識があっても、チャンスに恵まれないと、成功にはたどり着かないのではないでしょうか。
チャンスを増やすにはどうすればいいのだろう?
チャンス=運=確率の話になるので、成功とは、この確率をいかにあげるかがポイントなのではないかと思うんです。
例えば仕事での成功を求める場合、仕事をくれる人が必要なので、自分ができる事を、たくさんの人が知らないといけません。成功の裏には、人の繋がり、情報、想い、目的といった様々な要素が、偶発的に連鎖しているように思えます。
なので、地味ですが他社とのコミュニケーションを広げて、多くの人に信頼されるようにする、興味の幅を広げて間口を増やす、アイディアをひたすら貯めておく・・こんな活動をする事で、少しずつその確率はあがっていくのではないかと私は思いました。
チャンスとは、常に流れているもので、それに気付けるか?気づいたらそれを拾えるか?これが大事であると、どこかで聞きました。流れてるチャンスをあなたが拾わなかったときは、別な誰かがそのチャンスを拾っています。
でもチャンスに見せかけた怪しい話しもごろごろ転がっていますので、そのような地雷にも注意しなければなりません。
また、やってくるチャンスは、必ずしも自分が得意なものとは限りません。一見自分には関係なさそうな事もチャンスである可能性があるので、「好奇心」を持つ事も大事なのではないでしょうか。
最後に
結局のところ、まとめると、活発なコミュニケーション・アンテナを広げてどれだけチャンスに気付けてそれを拾えるか?たったこれだけの話なのではないかと思います。
だから、なかなか成果がでなくても、自分を責める必要はありません。多くの人から高い評価を受けてる人も、確率論に勝っただけの人ですから。
この考え方を応用すると、こんな強気な考え方もできるようになりますww
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