良かれと行動した結果、自分達が苦しむことになるということ
これは今いる施設でリアルタイムで行われていることですが、皆さんの職場でも同じようなことがあるのかなと思います。
所属する施設の早番は7:30〜16:30なのですが、業務には7:10〜7:15から入っています。
異動してきて早々に、就業規則は7:30からなのに7:15から業務に入っているの?とスタッフに聞くと「前々からそうだった」としか答えが返ってきません。
当たり前すぎて誰も「おかしいぞ!」というに気づいていません。
想像ですが、うん10年前の“誰か“が「朝食の準備は夜勤明けだけじゃ大変だからちょっと前に入って手伝ってあげよう」と行動したことがきっかけかなと思います。
#善意の行動
“誰か”はその時はまさかうん10年も続くなんて思ってなかったはずです。
うん10年続いた(もはや)文化はそう簡単には変えれません。7:15に早番が入る前提で業務が組まれています。
さらに僕のいるフロアの介護士だけなら変えることは難しくないですが、看護師や他フロアまで影響がでてくるので根回ししたところで潰されて終わりです。
文化というのは作るのも大変ですが、変えるとなるとそう簡単にはいきません。
スタッフは業務改善案を出してくれます。
そこでは本当にそれが必要か⁉︎と問います。
例えば「チェック表を作る」ことで意識はするようになるけど、チェック表をチェックする業務が増えるがそれは適切か。
アレもこれもはできません。
優先順位を明確に、今やるべきことは何なのか。
チームが困らないようにするためにもリーダーは日々考え決断していかなければなりません。
今は7:15スタートを7:20にして少しずつですが7:30スタートに近づけるように取り組んでおります。
#牛歩作戦
気がついたら「あれ!いつもの間にか7:30になってる!業務もまわってる!」を狙っています。
#行動経済学っぽい
今日の一曲は🎵
あいみょんで「君はロックを聴かない」
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