日記_2024年10月11日(金)_今日の私のコーヒー時間
8:04、家。散歩から帰って来て、淹れたてのコーヒーを1口飲んだところ。
ちょっと熱い。
豆本来の苦さにお湯の熱さが加わって、若干濃い目の味になった。でも、これはこれで嫌いじゃない。じっくり、ゆっくり味わって飲むのには丁度良い。
今朝、肌寒さで目が覚めた。薄いかけ布団を、身体にまきつけるようにたぐりよせる。しばらくまどろんだ後、渋々布団から出て起き上がった。
(これだけ寒いと、きっと雨か曇りだろうな・・・)
そう思いながら、カーテンの隙間から外を覗く。予想とは裏腹に、朝のまぶしい陽差しが目に飛び込んできた。
いつの間にか、季節はものすごい早さで移ろい過ぎ去って行く。年末まで、きっとあっという間だな。
日記を書きながら、2口目、3口目と少しずつコーヒーを啜っていく。熱々だったコーヒーが次第に冷め、徐々に味が変わっていく。
さっきまで、口に入れた瞬間に、熱さと苦みがガツンと最初に来ていた。けれど、今は口に含んだ瞬間の苦みがマイルドになり、かわりに飲み干す直前のその一瞬に、 深い余韻を感じられるようになった。
「コーヒーは、じっくり冷めていくのに従って、その味の変化を楽しむ飲み物なんです」
誰かが言ってた、そんな言葉が脳裏によみがえる。 たしかに、そうだなと思う。
じっくり、ゆっくり楽しむ。
それが私のコーヒー時間。
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