成功と失敗が本当に意味するものとは
もうだめだとあきらめかけたその先に必ず成功があるのは、
その”もうダメダ”をこそ体験したかったからです。
ですので、もうダメダを体験した時点で、その状況は存在意義を失い、その後に成功がやってくる仕組みなのです。
その結果、最後まであきらめなかったから成功したという状況が作り出されるのです。そうしてその体験を繰り返し経験した多くの成功者は、あきらめなければいつか夢は叶うと言うのです。
でもその根本の原理である、失敗する直前の体験をこそ、自らが欲し、その先に結果的な成功があることに気付いている人は少ない。
あらゆるシーンで語られる、行動こそが大事だといわれる理由も同じです。
まず人間が何かしらの行動を起こすとその後必ず、結果がやってきます、そしてその結果の多くが失敗の形でやってきます。
ですから多くの人がこの段階で、これは失敗か、そう思い決めつけてすぐに諦めます。
ただし、それでもあきらめない人がこの世には1%ほどいます。
この段階で、1%の彼らは馬鹿だと思われています。
何故なら、失敗を続けても時間の無駄だという無根拠で愚かな考えを多くの人が抱き続けているからです。だから失敗だと自ら認識した時点で、なるべくならその前にそれらを回避できない場合までもを失敗と決めつけ、そうしない人のことをバカにするのです。
でもこの世界の1%の圧倒的な富裕層こそが、元はその馬鹿な人々でした。
彼らはバカであったればこそ、成功の体験が目の前に現れるまで行動し続けたのです。
大バカ者である彼らの生み出す、成功と豊かさのスケールは計り知れません。彼らはおバカなので、自らに制限をかけず、およそ人間が想像できる豊かさの枠を遥かに超えた規模での成功体験がこの世界に現れます。
でもそんな彼らは自らを誇ることをしません。だって彼らは実質的には特別なことは何もしていないからです、ただ思うままに行動し続けたからこそ、自分だけの成功体験へとたどり着いたからです。
馬鹿だと思われている彼らは自らが愚かであることを知っている賢者です。
だからこそ彼らは成功し続けているのです。
失敗とは成功の裏返しなどではありません。
成功する前に必ずやってくる体験であり、それさえも自らが作り出しているのです。
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いかがですか、今現在なにかに挫けそうになっていませんか?
それはつまり、あなたが挑戦し続けていることに他なりません。
99%の周りの人々はそんなあなたを馬鹿にするでしょうね。
であればこそ、あなたは必ず1%の向こう側へとたどり着く人です。
もう目の前に成功の体験が迫っているということです。
だから最後まで自分を貫いてください。
あなたは、あなたこそがすべてを貫く槍そのものなのですから。
タイトルイラスト
吉倉たまさんよりお借りしています。
ありがとうございます。
著者プロフィール
私、ナスノの簡単な自己紹介となります。
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