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【エッセイ】自戒をこめて、感謝しています。
正直なキモチを伝える
昨日、クロサキナオさんが投稿した記事に衝撃を受けました。
「なぜ、これを書くのか」
これを問う記事内容ですが、自分は違った観点から衝撃を受け、読み終えた後、自戒の念にさらされました。
自分はnoteを始めて8ヶ月弱。
クロサキナオさんの「共同運営マガジン」「メンバーシップ」には毎回お世話になっており、「毎月恒例企画」にも参加しています。
何気なくnote生活を過ごしてきたのですが、今回の記事を読んでから、
そういえばナオさんが書いた記事、引用したことがない・・・。
もしかしたらどこかで引用したことがあるかもしれませんが記憶にないです。
そして自分のなかではこう思っていた節があるのは否めません。
ナオさんの書いた記事はみんな読んでいるし、著名なクリエイターさんなら自分が記事を引用するまでもないかな・・・。
これが本音です。
「共同運営マガジン」「メンバーシップ」とお世話になっていて、定期的に記事の紹介もしてくれているのに、自分からは何もしていない。
ナオさんに対して、クリエイターとしてではなく、単なる「運営者」としてしか見ていなかった。
こういった考えを認めたくないですが、今回の記事を通じて認めざるを得ませんでした。
「共同運営マガジン」「メンバーシップ」に参加することによって、
きっとナオさんがたくさん記事紹介してくれるはず。
きっとナオさんならPVやフォロワー数を増やしてくれるはず。
きっとナオさんについていけば何とかしてくれるはず。
こういった打算が、参加当初ならいざ知らず、数か月経った今でも心の底では思ってはいなかったか。
その気持ちが「ゼロ」といったらウソじゃないかと。
ナオさんのこと、クリエイターの一人として見ていなかった・・・。
クロサキナオさんの記事を読んだ昨日はずっとモヤモヤした気持ちで、なんだか自分に対するやるせなさに少しばかり涙ぐんでしまいました。
なに勝手にすべて期待しているんだよ!
もう数か月経ったんだから、自分で考えて行動しろ!
いつまでもナオさん頼みするんじゃねー!!
そんな心の葛藤をずっとしていました(途中でショートショート書いたのですが正直うわの空で書いていました)。
ふと、私の記事を引用して書いてくれたものを読んだ時に絶望した。
「クロサキナオさんのようになりたい!」「私の憧れのクリエイターです!」「輪を広げる気持ちを尊敬しています!」
随分、評価がいいもんだね。
そして貼られた記事は共同マガジン…笑うよ。
それはそうですよね。
共同マガジン記事はあくまで紹介記事の位置づけだと思いますから、真に伝えたい記事ではないかなと。
もっと伝えたいこと、分かってほしいこと、思っていること。
きっと一人のクリエイターとしてしたいことが沢山あるなかで、「運営者側」としての立場に追われる・・・それは飽きますね。
自分が「共同運営マガジン」や「メンバーシップ」運営に気持ちが向かないのはこの点です。
自分が書きたい記事や作品に没頭できなくなる。
以前、AIイラスト祭の主催者として短期間やったことがありましたが、それだけでもかなりの時間を取られていました。
その最中にも「ああ、これ書きたいのに」という記事があったのですが、企画が終了したときには何を書きたかったのか、すっかり忘れてしまいました。
少しの期間でしたが、運営者の立場に立つことで見えていなかったデメリットが見えた、そんな貴重な経験ができたと思っています。
「共同運営マガジン」や「メンバーシップ」は、運営することにより自身のフォロワー数が増えるし名も知られる点ではメリットとなる一方、ある程度経つと必ず訪れる「壁」が運営者の前に立ちはだかるのだと思います。
それが今回クロサキナオさんが書いた記事の内容のとおりと感じました。
本当は一生懸命だったんだ。
「人間離れしてるね」「一体何人もいるんだ」「サイボーグじゃないか」
頑張って積み重ねてきたし、それも良かれと勲章のように思ってきたけど、ひっそりと傷ついていたんだろうね。
人は他人の成功の一部分だけを見て、その裏に隠れている無数の努力や苦労に目を向けようともしない。
しらずしらずのうちにクロサキナオさんの努力に目を向けず、「成功者」として無意識に畏敬の念を抱いていたのですが、最近はクロサキナオさんに対する気持ちに変化がありました。
10月ごろから使用頻度を増やした「X」でのやりとりです。
以前からそうだったのかもしれませんが、そこでのクロサキナオさんのポストは活き活きとしており、自身の思いを余すことなく投稿していて、窮屈感がなく、とても楽しんでいるんだなと感じています。
ああ、きっとこういった交流を求めていたんだな。
noteでは「運営者」「成功者」に見られがちですが、Xでのクロサキナオさんは、
一人のクリエイター
として伸び伸びと活動しており、様々な人たちからのリプライに対してもとても気さくに返しています。
自分も交流してみようかな。
始めはためらいがちでしたが、気づけば今では毎日数回リプライをしています。
クロサキナオさんのポストは、140文字という制限の中で気づきをあたえてくれる言葉がたくさんあります。
さらにリプライにも丁寧に返してくれるので、noteではとても遠い遠い存在と思っていましたが、今では親近感を持てるようになりました。
以前、別の記事でも書きましたが、憧れを抱くだけではもったいないです。
Xのアカウントをお持ちの方でクロサキナオさんとのやりとりをしたことがない方がいらっしゃったら是非挨拶だけでもリプライしてみてください。
クロサキナオさんも、皆さんとの交流を楽しみにしていると思います。
クロサキナオさんに対しては謝りの言葉は伝えません。
それよりも以下の言葉のほうがうれしいですよね。
いつもありがとうございます。
Xでもnoteでも、1クリエイターとして交流してもらえたら嬉しいです。
日頃より心から感謝しています。
これからもよろしくお願いします。
「書く理由」について
ぜひ、あなたの「書く理由」を教えてくれると学びになります。
お題が出されていたことをすっかり忘れていました。
クロサキナオさんへの感謝の気持ちで終わるつもりでしたが、こちらにはお答えしなければならないですね。
自分がなぜ書くのかと理由を問われた場合、今の自分は以下のように答えます。
自分が生きている間だけでもいい。
この世に何かカタチになっているものを残したい。
ショートショート作家になって書籍を出版したい。
先日、この目標を公言してから、今までにも増して創作意欲が高まっています。
noteを始めたきっかけは、読んでいた本に書いてあったので興味本位で始めただけですし、動機としてはとても淡白でした。
だから皆さんのように何かの強い動機があるわけではない。ただなんとなく書き始めただけなんです。
今では明確にしたことで、創作活動をしつつ、今後必要な様々な情報にアンテナを張れるようになっています。
今はまだ始めて間もないし、ショートショート作品を読んでくれる方が少ないとしても、長期スパンで、あるときは勢いに任せて、あるときは辛抱強く、息の長いクリエイターになれるよう、たくさんのファンがつくよう努力しています。
目標は高く険しいですが、皆さんが読んでみて「クスリ」と笑えるような、印象に残るような、そんなショートショートがいつの日か書けるようにします。
それまで温かく見守っていただければ嬉しいです。
いろいろ盛ったら長文になってしまいました・・・。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。