【No.115】独りよがりなことをしていないかー意思疎通の難しさ
ある日の職場の風景
「何を伝えたいのか意味不明ですが・・・」
という職場の同僚とのメールのやりとり。
あ、これは自分が送ったメールが意味不明なわけではなく、A地方支局の担当からのメールを同僚が受信した際の嘆きのメールだ。
たしかに読むと全く意図が分からないが、自分は心当たりがあった。
その数日前にB支局から問い合わせがあった際に、その案件はA支局のことだからA支局と直接調整してと指示した案件だった。
ただ、A支局がメール本文に説明がないまま、全く別の係へメールを送ったことでちょっとややこしい状況に・・・。
「読めば分かる」というA支局担当の個人的な考えで概要を省略したメールだった。
結局自分からA支局へ連絡して指示して無事に終わったところ。
本当に大した案件ではなかったので良かったが、重要案件となると問題になりかねないヒヤヒヤするやりとりだ。
メールのみでのやりとりだとこういったケースが何度も発生している。
文字のみによる意思疎通の限界が垣間見える場面だった。
文字における意思疎通の限界
noteの場合にも同様のことが起きる。
さらに言えば、職場や友人と異なり、言い方が悪いかもしれないが素性が分からないSNS上でのやりとりになるので、意思疎通にも限界がある。
自分の場合は嘘や誇張はせず、本来の自分を知ってもらおうとなるべく素直な気持ちで記事を書いているつもりだが、noteでの自分と実在の自分とはきっと異なるだろうし、皆さんもそうだと思う。
また、記事だけによるイメージで決まってしまうのがとても怖いときがある。
自分の場合、大体の日が陽気に過ごしてはいるが、日によっては機嫌が悪いときや落ち込んでいるときはあり、そのときにnoteに接すると記事もコメントも尖った印象のあるものを書いてしまうので、なるべく下書きしていた予備の記事を投稿したり、つぶやきをさらっと書いて終わりにしたりする。
そのような心の状態の場合でも、文字でしか判断できないことから、自分がどのような心情なのか、相手はうまく読み取れない状況のため、お互いに齟齬が生じる可能性が非常に高い。
心地よい関係性を得るには
SNS上で相手へのリスペクトを持ちながら信頼関係を得るには、日頃からのコミュニケーションの数で決まると考えている。
ただ、やみくもに特定のクリエイターさんの記事へスキやコメントをしまくるとか、ただただ数をこなせばいいというわけではない。
それは独りよがりなコミュニケーションであって、相手の立場を尊重していないコミュニケーション。
自分はそういったことがないように常に心がけている(完璧にできてはいないが・・・)。
もちろん、相手との信頼関係が構築されて「このクリエイターさんなら毎日スキやコメントしたいし、書いた記事に毎回スキやコメントもらいたいな」というくらいの気持ちを持ってもらえるような関係性であれば何度スキやコメントしても良いと思う(度が過ぎなければ)。
お互いに心地よい関係性を築いているならより一層の信頼感が生まれるだろう。
それ以外にも、例えば「オハつぶ」のような、複数人が毎朝気持ちよくスキやコメントし合える関係性が構築できればなお良いかなと考える(noteを盛り上げる上でとても効果的)。
その辺の線引きがSNS上では難しいし、人それぞれの基準がある。
それなら、まずは自分からコミュニケーションを取り、相手がどの程度なら心地よい関係性を築けるか、相手を理解するために自分が努力しようと思う。
皆さんがnoteの中で、独りよがりな行動を取っていないか、相手の立場をよく尊重しているか、noteがより良い世界になるよう今一度自分に問うてみたらいかがだろうか(自分も内省中)。
途中まで下書きしていたものを1ヶ月以上放置していましたが、今朝、真理花さんのXで以下のポストがあり、ハッとして放置していた記事を思い出し、急ぎ仕上げました。
だいぶ経ってから追記したので、その頃とは多少考えが変わっており、記事の前後関係がしっくりこないかもしれません。あまり熟成させ過ぎると良くないですね・・・。