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消費?投資?浪費? 長期・高単価コーチングサービスの持つ価値の考え方
都内の大企業で疲弊したことをキッカケに他人が創ったルールやヒエラルキーの中で優秀であろうとすることをやめ、地方移住&ひとり起業して新たな生き方を創っている山田です。
内向性の高い方(※1)の人生が変わる対話を売って生活をしています。
さて、今回もお金をテーマにして記事を書いていきたいと思います。(※2)
今回は特に、コーチングに掛けるお金について。
僕のサービスは個人向けのため、ビジネスとしてはBtoC(Bussiness to Consumer)にカテゴライズされます。
個人にお金を出していただくビジネスモデルのため、僕のサービスへお金を払うことの個人にとっての意味を、僕自身もしっかり理解することが、買っていただく方とより良い関係を築く上で重要なように、このところ感じています。
僕自身、お金に関しては2017年頃から経済・会計などの分野に関心を持ち、株式投資をしたり、ビジネス会計検定2級(※3)を取得したり、FP2級試験の実技試験に合格したり<筆記試験に不合格(笑)>と、興味をもってこれまで学習と実践を重ねてきました。
今後、僕のサービスを求める方へ僕のサービスを届けていくタイミング(営業していくタイミング)にあたり、今回は改めて僕自身も書きながら考察を深めていきたいと思います。
■個人の出費は【消費・投資・浪費】の3つに分けられる
皆さんは普段、どのように自身のお金を使っていらっしゃいますでしょうか?
「食費」「交通費」「交際費」のような細かい品目ごとに家計簿へ記録されている方も多いかもしれませんね。
他方で、それらの品目を用途ごとに、
消費…住居費や食費など、最低限度な生活をするために使うお金
投資…将来の収入や資産を増やすために使うお金
浪費…交際費や娯楽など自分を楽しませるために使うお金
の3つに分けて、個人家計におけるお金の使い方を分類する方法もある程度一般的なので、今回はこちらの分け方に則って記事を書いていきます。
インターネットで調べてみると、「支出3分法」と呼んでいる方もいらっしゃるようでした。
また詳細とわかりやすい解説は参考情報であるリベ大YouTubeチャンネル(※4)に譲りますが、おすすめの家計管理の考え方として「収入から【消費】を引いて残ったお金(利益)を、【投資】&【浪費】へ使う」というものがあったので、よかったらぜひ参考にいただければ幸いです。
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■コーチングに掛けるお金は投資?それとも浪費?
結局サービスを受けるクライアントさんそれぞれの捉え方によるとは思いますが、これまで長期クライアントとして4名のコーチへ合計110万円以上払ってきた僕自身の感覚としては【コーチングに掛けるお金は、投資でもあり浪費でもある】という捉え方がしっくりきています。
(コーチングは贅沢品としての側面があるため、前提として【消費】には該当しないように僕は感じています)
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一口にコーチングと言っても様々ですが、今回は僕のメインサービスのように【クライアント自身が惹かれる未来を言語化&実現するために、半年など長期契約でコーチが関わる】というサービスのイメージ。
ここからは、僕のサービスの「浪費」的な側面、「投資」的な側面について考えていきたいと思います。
■山田のサービスの「浪費」的な側面
改めてですが、「浪費」は「交際費や娯楽など自分を楽しませるためのお金の使い方」というイメージです。
「自身の幸せに繋がるもの」「自己実現のためのもの」も浪費に該当することになりそうですね。
僕自身のサービスもそうですが、長期契約のコーチングにおいては多くの場合、クライアントは【惹かれる未来】を実現するために、その未来をともに実現するパートナーとして、コーチとの関わりを買うケースが多いように思います。
仮に、現段階では自分自身のやりたいことや惹かれる未来がわからない状態だったとしても、コーチとの関わりを通じて【自分が「やりたいこと」や「惹かれる未来」を言語化できている未来】を含め、手に入れられそうだと思えた時に人はお金を払うように思います。
さらには、長期契約のコーチングにおいては、コーチング自体というよりも「そのコーチの方との関わりを買っている」という側面もあるので、そのコーチとの関わりがあるからこそ味わうことができる、約半年間の自分自身の感情・状態も、「コーチングを買うことによって得られる浪費的価値」と捉えられそうです。
ここまでの内容を踏まえ、山田のサービスの持つ3つの浪費的価値について以下のように図にしてみたのですが、皆さんはどのように感じますでしょうか?
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また別途、①②③の価値を生むためのそれぞれについての仕掛けも、記事として発信していきたいと思います。
■山田のサービスの「投資」的な側面
こちらも改めてですが、「投資」は、将来の収入や資産を増やすために使うお金というイメージ。
僕のサービスでは、半年間を通じた具体的な成果の1つとして【クライアントさん自身の好きなことで、個人として稼いでいただく経験】を、顧客へ提供したいと思っています。
例えば、僕のように1対1の対話やコーチングが好きな方はそのテーマで、簿記や会計が好きな方はそのテーマで、のように各々が好きなテーマでコンサルや場づくりのような無形サービスを創っていただき、自身のサービスを人に買ってもらうことを目指して伴走していくイメージです。
クライアントさん本人のスタート時点にも寄りますが、ゼロイチを応援するイメージなこともあり、僕のサービスに掛けた高い金額分を半年間で稼ぎきっていただくのはあまり現実的ではないとは思います。
他方で、それまで会社から給料を受け取ることしかしていなかった方が、自身の好きなことで自身の商品を作り稼ぐという経験・未来自体が、それを通じて稼いだ金額が僕のサービスに掛けた金額には満たなかったとしても十分価値があることなのではないかと思います。
(「量」で見ると赤字だったとしても、そもそも会社員として受け取った給料と個人事業で稼いだお金は「質」が違うはず)
ご自身一人では得られなかった未来を掴めたということや、会社以外で稼げたことによる世界の広がりは、前述したような浪費的な価値が十分あるように感じます。
また、投資的に考えても半年間の間で稼げる金額は少なかったとしても一度稼ぐ経験をしてしまえば、仮に僕との契約期間が終わってしまってもクライアントさん自身が商売を続けることによって僕に払った金額以上の金額をクライアントさん自身が稼ぐようなことも十分あり得るように思いました。
(※新たなことへチャレンジするときって、収益的な観点でみると最初は一時的に赤字が出ますが、ゼロイチフェーズを超えた後に継続することによって黒字へ転換していくというJカーブの考え方が参考になるように思いました)
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■「コーチング費用の元を取れたかどうか」はどう判断すればよい?
ここまで、コーチングを受けることの価値を分解し、「浪費的価値」「投資的価値」と具体的な部分へ着眼しながら、コーチングへお金を払う価値について考えてきました。
僕自身、コラムを書く中で気付きが多くありました。
特に、過去に僕がクライアントの立場で長期契約を結んだコーチ4名のうち3名に対して、「僕自身もコーチ専業でメシを食いたいから、僕がコーチングに払った以上のお金を、契約終了時点で僕自身もコーチとして稼げるように支援してほしい」という【投資的な価値】をコーチに対して期待しており、今回改めて自覚できたことも大きかったです。
他方で、そもそも株式投資と同じ感覚で、「コーチングに払った金額以上を自分自身も契約期間中に稼げるようにしてほしい」という【投資的価値】をコーチへ期待していたことに対して、提供者側であるコーチたちはあまりその点を重視されていなかったということにも気付くことができました。
(需要と供給にズレがあり、期待値調整・マッチングが上手くいってなかった)
部分へ着眼したことで少し具体的にイメージが湧いた感覚もありますが、コーチングサービスの価値を適切に判断するためには
①少なくないお金を掛けてでも実現したい未来をイメージし、その未来をサービス終了までに実現すること(浪費的価値を受け取る)
②少なくないお金を掛けたからこそ変化した自分の本気度を持って半年間を過ごすこと(浪費的価値を受け取る)
③コーチとの関わりが無いと得られるはずのなかった自身の感情・状態をもって半年間を過ごせること(浪費的価値を受け取る)
④コーチングを受けることを通じて、稼げるようになる(投資的価値を受け取る)
①~④の価値(ほかにもあるかも)を全部含め、サービス終了時点でクライアント自身が「●万円を掛けた価値があったと思うか?」と半年間を振り返ってみて自問自答し、「YES」と答えることができれば、本人にとって「コーチング費用の元を取れた」良い買い物だったと判断できるのではないでしょうか。
そして、「そんな半年後を山田とであればきっと迎えられるはずだ」と思っていただける方に、僕のサービスを買っていただきたいと思います。
長文&色々理屈をこねくり回した感ある記事だったかもしれませんが、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました。
文面にて無料で相談に乗るので、もし僕のサービスに関心ある方いらっしゃいましたら、ぜひ下記の公式LINEへ登録し、スタンプを送っていただけたら嬉しいです。
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■参考情報
※1 「内向性(型)」の詳細は以下記事をご参照ください。
※2 山田が書いた過去のお金関連記事
※3大阪商工会議所 ビジネス会計検定
※4 両学長 リベラルアーツ大学 【常識を疑え】支出を「消費・浪費・投資に分けろ」は正しいか?改善方法を伝授!【お金の勉強 初級編】