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ウィーン制作日誌(2021年から継続中)

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丹羽良徳のオーストリアの首都ウィーンでの制作日記。主に展覧会、制作、そして生活に関すること。映像制作からソーシャルプロジェクトまで。だいたいヨーロッパかアジアのどこかにいる。現在…
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#海外旅行

2021年のまとめ

なぜだか2021年に関する記憶を辿ろうとすると混乱する。新型コロナウイルスが蔓延してから、同…

丹羽良徳
3年前
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年末年始はどうするの

2021年も年末でもう残り数日だけど、今年はコロナの規制などですごく短く感じるというか、数週…

丹羽良徳
3年前
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世界王者

モスクワ滞在の最後に見たのは、80年代後半にソヴィエト連邦のモスクワを拠点に活動したЧЕМ…

丹羽良徳
3年前
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幸福度

スロベニアの個展のオープニング直後にギリシャのアテネに飛んで、それからフェリーに乗って小…

丹羽良徳
3年前

移動の自由とその拒否

多様性による結束を謳う欧州連合を中心にシェンゲン圏内では、国境検査なしで移動の自由が保証…

丹羽良徳
3年前

努力の果て

中東欧スロヴェニアの展覧会は盛況のうちに始まったということで、TVやラジオのインタビューも…

丹羽良徳
3年前

ベランダからリュブリャナ城が見える

土日は展覧会準備もお休みで、ゆっくり過ごす。と言っても、返答してなかったインタビュー原稿をモスクワに送ったり、オーストリア政府の助成金書類準備していたりと、それなりにやることはあるけれど、基本的にはストレスというわけではなく、ゆっくりコーヒー飲みにいったり煙草すったりの連続だ。途中、グラフィックビエンナーレをに見に行く。グラフィックデザインの展覧会かと思いきや、ユーゴスラビア時代から始まった芸術祭で、いまやその名前は残ってるけど、実際のところは現代美術の展覧会となっている。日

旧ユーゴスラビアの社会を経験して

スロベニアの首都リュブリャナで個展があるので、その準備のために4日前から滞在していて、よ…

丹羽良徳
3年前
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サイレン

朝は日本のキュレーターの方々とZOOMでミーティング。それから調子が悪くなっていたモニターを…

丹羽良徳
3年前
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日曜日にガソリンスタンド

いま使っている制作スタジオはアートセンターの仲介により特別な契約で借りていて、数年前から…

丹羽良徳
3年前
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スロベニアとロシア

引き続きスロベニアのポスター制作作業と、モスクワのリサーチ旅行のリサーチ。旧共産圏ばかり…

丹羽良徳
3年前
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「領域と支配権力のリハリビリテーションについて」のポスター

スロベニアでの展覧会ポスター写真を撮るために、朝ナッシュマルクトへ、ここは毎週土曜日に蚤…

丹羽良徳
3年前
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小切手を換金するための努力

先月、一時帰国した時に、偶然引き出しの中から2009年に発行されたニューヨークのアートセンタ…

丹羽良徳
3年前

こうなったらあれか?

どういうわけか、今月に入って書類に印鑑が必要だということで、日本向けに3回も郵便を送っているのは、どこか悲しい、虚しい気分になるけれど、駄駄をこねても回避できず、オンラインで完結させてもらず、それをやらないと処理できないということで、郵便局へ行く。印鑑をずっと使っていなかったので、引き出しにしまっていた印鑑を探して郵便局にいくと朱肉が干からびていた。日本はいつまでこういった書類主義を続けるんだろうか?そしてさらに今日は日本にFaxも送った。日本はテクノロジーを開発することには