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海のはじまり 第7話いちばん近くで支えてくれた人感想

夏の家にやって来た水季と海。

これで、海が夏の家へ1人でたどり着けたことの謎も解けました。


でも、その部屋から女性(弥生)と夏が出て来たら、帰るしかないですね。

恋愛に不器用な水季。


津野くんと水季の出会いが描かれて、その中で、津野くんが「無理しないでね」って言うシーンがあって、でも水季は「無理しないと生活できない」というようなことを言います。

これ、私の口癖です。

「無理しないでね」って。


知らないうちに、相手の心を傷つけていたかもしれないと知って、本当に反省しました。


言葉って難しい。

自分の思ってることを正確に相手に届けることは難しいと改めて想いました。


海の面倒をみてくれる津野くんに「気持ち利用してます」と、水季。

本当はどう思っていたのでしょう、、、、、、


中絶の同意書を初めて見つけた津野くんは、相手の男性(夏)のことを責めるような発言をしますが、水季は知らないのに悪く言わないでくれと。


そして、がんになった水季は、「自分で決められないもの、いつ死ぬかは選べないんですね」「産まれるのも死ぬのも選べない」


それを聞きたくない津野くんの気持ち考えると、本当につらいです。


「急に怖くなっちゃった」「死ぬの」「急に怖くなっちゃった」って泣く水季に、「生きていること」の意味を考えさせられて、精一杯生きなきゃなって想います。


訃報が届く時って、なぜ分かるのだろうか。

電話かかって来たら、ああ、だめだったか。

津野くんの水季が亡くなった時の報告、胸をさするように泣いて、私も泣いてしまった。

池松壮亮さんの演技力がすごいのと、それに伴った感情が私も溢れて来ました。

津野くんは、本当に水季と海のことが大好きで、でも、結ばれなくて、家族にはなれなくて、見ていて苦しかった。

そんな津野くんのこと「うらやましかった」と言う夏。


2人の感情は交わらないけれど、どちらもわかる気がします。


津野くんと弥生ちゃんのやりとり、見て、聞いてハラハラした、、、、、

「母性」の話も。

弥生も水季も、母性って無償の愛ってこと?そういうふうに子供を愛せない人もいるって、似たような考え。


確かに、「母性」って聖人みたいな女性ばかりではないな、と思います。


どこか似ている弥生と水季も、これからの展開も気になるけど、毎回しんどいです。

しんどいけど、見たい。

見たら泣いてしまうんだけど、見たい。

そんな作品です。




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