松木よしの

統合失調症とパニック障害をかかえて生きる女性のエッセイと、ドラマなどの感想をアップします🍎ネタバレがあるので注意してください。

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自己紹介

こんにちは。 松木よしのと申します。 私は21歳の時に統合失調症になり、精神科病棟に入院しました。 その後、パニック障害も発症。 アラフォーの女性です。 若くして、病気になったことで、就職はしたことがありません。(バイトはあります) 結婚しておらず、子供もいません。 統合失調症が判明する前、自分は超能力者になったのだと思いました。 いろんな声が聞こえてくるようになったからです。 また、パニック発作が時々起きるようになり、外へ出かけるのが難しくなりました。 最近

    • 人間関係って難しいけど

      クラスメート、 同僚、 家族、 親戚、 友達、 近所に住む人、 医者、 看護師、 教師、 ありとあらゆる人間関係。 人生で一番難しいと感じます。 私は最近自分にとっては大きな手術、子宮全摘出をしました。 病気も、心療内科に通っていて、症状が良くなったり、悪くなったりの繰り返しです。 「病気」「怪我」というのも、自分の力では解決できないかもしれない大変なことです。 「病気」「怪我」も、人生にとって難しいことです。 でも、やはり、「人間関係」が一番難しいかもしれないと

      • 自分を許す

        ここ最近、自分の心が安定していなくて(いや、いつもだろ、というツッコミは受け付けます) 両親に対して、怒鳴ってしまったり、傷つけるような言葉を吐いたり、妹も傷つけてしまったり、と。 私って最悪だなと思うことばかりでした。 病院に入院中も、ナースコール押しまくって看護師さんを困らせて本当に申し訳なかったと反省することばかり。 言ってはいけない暴言も文字にしてしまったり。 自己嫌悪。 自分って最悪。 もっと優しい言葉を言えないものか。 なんでこんなにイライラしてい

        • 退院しました

          少し前に退院しました。 子宮筋腫による、腫瘍が大きく、日常生活に困難なことが増えて、子宮の全摘出を決めました。 開腹手術だったため、手術後、ものすごい痛みに、耐えられず、ナースコールを押しまくってしまいました。 今でも痛いです。 でも、退院できて、ほっとしました。 自分のベッドで寝られる幸せを噛み締めました。 とにかく、入院中の体調の変化が怒涛のように過ぎて、今は夢だったのでは、、、、?と思うほどです。 全身麻酔も、手術も、初めてのことで、手術して次の日にもう歩

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          決断

          私は名古屋で生まれた。 小さい頃から引っ込み思案で、恥ずかしがり屋、 アトピーになって、母を困らせた。 小学生の時は突然不登校になって、両親を困らせた。 そのうちに、1人で行動することに楽しみを見出すようになって、散歩やショッピングをするようになった。 結婚に興味がなく、子供が欲しいとも思わなかった。 いつかその考えが変わるかもしれないと思っても、今のところ変わっていない。 でも、一つのピリオドなのだ。 決断をした。 自分で決めたことだ。 後悔するかもしれ

          妹に言われたこと

          私は作業所に通所しています。 自分の病気によって、バイトをしたり、社員になったりすることがまだ難しい私は、この方法をとったわけです。 週2日、通って、簡単な内職などをしています。 少しずつ慣れてきて、ラインで、妹たちに「今、作業所に通っているよ、職員さんが優しいよ。こんなものを作っているよ」 と送ったところ、 返信がきました。 「職員さん優しくて良かった」と次女 「それは重要、目標は低くねー」と三女 結構重要なこと言ってるんですよ。三女。 「目標」は低く。

          妹に言われたこと

          生まれ変わったら何になりたい?

          子供の時に、こんな話をしたことがあります。 「生まれ変わったら何になりたい?」 「男の子になってみたい。」 「かっこいい男の子になりたい。」 と言った記憶があります。 あと、鳥になりたいとか、 もう一度私に生まれたいとか、 いろんな想像をして、楽しんだ記憶があります。 今は? 正直に言うと 「もう生まれてきたくない」 です。 ??????? 何言ってんのこの人?って思いますか? 今まで生きてきて、楽しいこともたくさんありました。 家族との思い出、

          生まれ変わったら何になりたい?

          金木犀は好きですか?

          今日、道を歩いていたら、香ってきました。 そう、金木犀。 ショッピングモールのコスメ売ってるお店などにも、金木犀の商品がたくさんあって、やっと秋がきたのか、、、、、? と思うけれど、今日の関東はちょっと暑かったです。 金木犀の香りって人気ですね。 でも、私にとっては実はあまり好きじゃない香りなんです。 どうも苦手で、、、、、なぜかと聞かれても、明確には答えられません。 私の感覚なので。 秋の匂いが苦手なのは小さい頃からで、金木犀、銀杏の匂いがすると難しい顔にな

          金木犀は好きですか?

          やっぱり病んでるんだな

          家にいても特に話すことがないので、黙っている。 本当は、家族に言いたいことがたくさんある。 文句を言いたい。 でも言い争いを避けるために言えない。 希死念慮。 本当は毎日そうだけど、両親が心配しないように黙っている。 どうやって生きていっていいか、わからないけど、とりあえず生きるしかない。 ああ、疲れてるんです。 愚痴をはきだすことができなくて、こうして文章を打っているんです。 明日は散歩で気分転換できたらいいな。 雨かな。

          やっぱり病んでるんだな

          自分を大切にしているか

          the GazettE のルキさんのポストを見て、 私は自分を大切にしているか自問自答してみました。 結論、一貫して、大切にしてこなかった。自分のことを大切にしてこなかった。 なんなら、自分の身体を傷つけたこともあるし、自分で自分を追い込んで倒れたこともある。 でも、これからはそれじゃだめだ。 自分を大切にしよう。 街に出ると、いろんな雑音が聞こえてくる。 家にいても、誰かと一緒にいても、不安は消えず、嫌なことを思い出す。 明日は病院だとか、明日は作業所に行か

          自分を大切にしているか

          今日、病院から帰ってきて、少しぼーっとしてから、夕飯を作り、お風呂に入って、シャワーを浴びたら、 なんだか、涙が出てきました。 なんの涙か、自分でもわからないような、わかっているような。 いや、わかっているんだけど、まさか涙が出るとは思わなかった。 それだけ、子宮筋腫で、病院に通うことに不安を感じていたのか、と、なんとなく思いました。 決断をしなくてはならないことが人生には多すぎて、疲弊してしまっているのかも。 心を休めるのも必要だよな、、、、と思います。 詳し

          彼岸花

          最近少しずつ涼しくなってきて、散歩をするようになりました。 でも、近所ではなく、行動範囲を広げて、電車で移動しています。 あるお寺で、彼岸花を見つけました。 ああ、綺麗。 小さい頃は、彼岸花はなんだか、怖かったです。 なぜだろう。 あの真っ赤な花と神々しさが、恐ろしく感じたのかな。 でも、今では恐ろしい、怖いものではなくなりました。 此岸(現世) と 彼岸(悟りの境地) 現世から、悟りの境地へ。 そんなことを調べながら、なるほど、勉強になるな、と思いな

          海のはじまり 最終回「夏くんへ」感想

          夏と水季と海、3人家族の世界線があったはずだよな、、、、、という冒頭のシーン、、、、 水季がなぜ1人で産むことを決めたのか、納得できない人が多いと思いますが、私の一個人の意見は、 水季が妊娠して、大学生の夏に負担をかけたくない、という思いが大きかったんじゃないかな、と思っています。 社会人なら子供できたって言えたんじゃないかな、と。 おろすつもりで病院に行って、弥生の文章を読んで、産むことにしたけど、結果的にいろんな人に迷惑をかけてしまった。 でも、後悔してない。

          海のはじまり 最終回「夏くんへ」感想

          子宮筋腫が大きいなと実感する時

          最近、忙しくしていて、作業所に通ったり、少し本を読んだりして、病院にも通っていました。 子宮筋腫は、まだ手術はしていないけど、いずれはすると思います。 ベッドに横になってお腹を触ると、ボコって膨らんでる、、、、、 ここに子宮があるんだなって思います。 うつ伏せになると、やっぱり、お腹が苦しい。 そんな時も、やっぱり、子宮があるなって思います。 女性にしかないから、生理の大変さや、身体の不調をどうやって乗り越えるか。 そういう身体の不調を相談するときは、母や、女友

          子宮筋腫が大きいなと実感する時

          海のはじまり 第11話「ママはいない人なの?」感想

          海と一緒に暮らし始めた夏。 初めての父と子との二人暮らし。 きっと、うまくいくと思っていましたが、そうもいきませんでした。 目黒くんと夏くんが似てるのかも、、、、、?と思う瞬間とかがあって、彼の誠実さと優しさを感じて、温かい気持ちになることがあります。 海は、「ママ、ここにいたよね」と口にしますが、それって大切な人を亡くした人は誰もが心の中で思っていると思います。 私は祖母の部屋の前を通るたびにそうか、数年前にはいたんだよな、と寂しくなる時があります。 弥生と出か

          海のはじまり 第11話「ママはいない人なの?」感想

          海のはじまり 第10話 「いなくならないで...ずっと一緒にいたい」感想

          海の名前、「さんずい」って言ったのが印象的でしたが、お母さんに教えてもらって、水、っていう意味だと知って自分の名前をとても大切にしているのね。 海と一緒に暮らすとなると、夏が転職するか、海が転校するか、という選択に迫られて、これはしょうがないんだけど、心に重くのしかかってきますね。 転校が嫌な海。 友達と離れたくないのか、、、、、という単純な考えだった私は、海の心の奥にある、母「水季」との思い出を忘れたくない、大切にしたい、そして、それを言えずに押し殺していたんだと、胸

          海のはじまり 第10話 「いなくならないで...ずっと一緒にいたい」感想