【短歌】人生の意味とかを問う資源ごみ置き場でひかるペットボトルに
人生の意味とかを問う資源ごみ置き場でひかるペットボトルに
あの人を悪者にして強くなるきっと裁きはわたしに下る
空白が身を焦がすたび花は降るうつむきがちなあなたの頬に
神とかの慈悲は律儀にスルーする救うに値しないおまえを
なにもかも蹴り飛ばしてよかんらんのひとみ、あなたの罪状は希望
這ってでも進みたいのにうずくまる僕を笑い飛ばしてみせてよ
車掌の礼でやっと気づくいつからか見送られる側だったわたし
冬の夜に青く燦々と輝く最後の砦みたいなスーパー
この愛はとうにダメ