大学のソウルフード!⑤甲信越編
おはようございます。
「大学のソウルフード!」連載ですが、前回は千葉県編でした。
このまま埼玉県編、神奈川県編、東京の細かい地域…と進めていくと、
いつまで経っても関東地方を脱出できないような気がしてきました(笑)。
というわけで、関東地方と、その先の地域を交互に書き進めていこうと思います。
異論・反論大歓迎です!
「ここがない!」という情報がある方、是非教えてください!!
新潟大学
まずは北から。
新潟大学ですが、かつて県内に複数あったキャンパスをまとめて統合したため、新潟市の中心街からみるとかなり外れた五十嵐地区にあります。ただ、こちらも大学が移転して50年以上経っているため、付近には住宅街や学生向けのお店も多いです。
ちなみに、電車だと「新潟大学前駅」が大学の最寄り駅になりますが、全然「前」ではありません(笑)。
私も学会で伺った時、駅を出るタイミングでお世話になっている先生とバッタリお会いし、そこから大学まで20分超程度、雑談をしながらひたすら歩きました。
長らくソウルフードと呼ばれていたのは「とんかつかねこ」ですが、2018年に閉店。テレビ番組で紹介されるなど、かなりの人気店だったようです。また、同じく人気店だった「はりま屋」も閉業されたようです。
現在のソウルフードとして、まずは2店ご紹介します。
担々麺屋 大学前店
「コーン担々麵」「豚キムチ担々麺」など、色々トッピングが選べる他、カレーライスも人気。辛さも選べるようなので、辛いのがお好きな方は、チャレンジしてみては?
(私も学生時代は激辛メニューチャレンジをよくやっていました笑)
新川食堂
新潟大学付近は学生向けのアパートも多いこともあり、住宅街の中に飲食店が点在しています。
その中でも長らく学生さん、先生方から愛されてきたのがこちら。
お鍋が人気メニューとのことですが、学生時代に皆で鍋をつつくというのはいい思い出になりますよね。
新潟薬科大学
1977年、今の新潟市西区に設立された大学で、その後秋葉区(旧新津市)の新津キャンパスに移転。近年拡大を続け、新津駅東キャンパス、西新潟中央病院キャンパスの3キャンパス体制になっています。
この新津駅東キャンパス、駅前のビルという感じですが、あえて学食は作らず、ランチ補助券を発行して町の食堂を学食と見立てた「新津駅前まちなか学生食堂」という試みを実施しています。
これはなかなか面白い試みですよね。
大学側としては、学食を抱え込む費用を抑えられますし、学生にとっては地域を知るきっかけにもなる。町の飲食店も、お店を知ってもらえるわけで。メインの新津キャンパスには学食がありますが、スクールバスが新津駅との間を結んでいることもあり、新津キャンパスの学生もこの補助券を使うことができるそうです。
2016年から始まったこの制度、今後の展開が楽しみです!
信州大学
日本屈指の蛸足大学。
(ややこしいことに、新潟大学(新大)と信州大学(信大)、略称の発音が一緒ですね笑)
本部は松本にありますが、その他に長野市内に二つ、上田、伊那(厳密には南箕輪村)と合計5つのキャンパスを有します。
例年、入学者に占める長野県出身者は3割未満と、かなり低い比率になっていますが、卒業者の県内就職率は4割と、面白い傾向を示している大学です。
https://www.shinshu-u.ac.jp/campus_life/careersupport/upload/docs/shinrojoukyou_shindai.pdf
大学生活を通じて長野県に愛着を感じたのか、県内に有力な就職先が多いのか、その両方なのか。ともあれ、これからの大学と地域のあり方を考える上で学ぶことの多い大学だと思っています。
まずは松本。
文明開化初期の開智学校や旧制松本高等学校跡地の旧制高等学校記念館などが残り、学生文化を色濃く残す「学都」です。
長野というとお蕎麦のイメージが強いですが、馬刺しも有名。熊本だけではないのです。
そんな信州大学のソウルフード。
まず松本は、こちら!
松本メーヤウ 信大前店
ご存知、信濃町や早稲田で人気のカレー「メーヤウ」。
早稲田で修行をしていて暖簾分けとして開業したようです。
東京ルーツのソウルフードというのも珍しいような気もしますが、
学生文化の象徴とも言える早稲田の街との共通点があるというのも面白いですね。
麺51
やはりあります二郎系!
もともとは麺とび六方という二郎系チェーン店だったようですが、閉店後に2023年に今のお店がオープンしたようです。
早稲田のカレーの次は慶應の麺。学生文化のいいとこどりですね!
ピカドン
西門を出てすぐそばにある、揚げ物が名物のお店です。
龍華楼
やはりある町中華!ライスおかわりOKということで、学生さんにも大人気のようです!
でんでん
信州大学の南側から北側に移転したガッツリ系のお店。
少し歩きますが、大盛を食べたい人には大人気!
続いて長野のキャンパスですが、
龍昇園
昇竜拳ではありません(笑)。
工学部のそばにあり、530円でランチを提供していて学生に人気を博しています。やはり学生街といえば町中華、というのは外せないような気がしてきました(今更?)。
教育学部は、善光寺が近いこともあり、近場には学生向けというよりは観光客向けの、少し高いお店が多そうな印象です。
コンパの時は権堂まで行くのか、もしくは駅前のお店を探すのか、情報をお持ちの方、是非教えてください!
伊那キャンパスですが、南箕輪村ということもあり、伊那駅までは少し距離があります。学生さんが近場でご飯を済ませるのかわかりませんが、伊那の飲み屋街はスナックが凄く多く、人口規模の割に繁華な印象があります。
そこでディープに地元の方と交流を深めるのも面白いですが、まず、訪れておきたいのはこちらでしょうか。
萬里 本店
ローメン発祥の店として有名です。
ローメンとは、蒸した太めの中華麺に、マトンなどの肉と炒めた野菜を加えた、伊那地方のソウルフードです。
私が訪れた時は、ローメンとあわせて馬心(馬の心臓)をいただきました。
多様な文化を持つ長野県。ソウルフード巡りも楽しい地域だと思います。
上田キャンパスのソウルフード情報もお待ちしています!!
山梨大学
続いて山梨大学。
甲府駅の北口を出て、武田神社へと続くまっすぐな坂道を登っていくと山梨大学があります。
道路の両側にキャンパスが広がっていて、一橋大学とも近い構図かなあと思います。
大学の近場で人気なのが、こちら。
中華料理 万福楼
まだ歴史は浅めのお店ですが、安くて旨いと人気のようです。
やはり町中華、とりわけ国立理系のキャンパスに多いような気がするのは気のせいでしょうか。
大学のある地域は繁華街とは少し遠いのですが、甲府は駅の南側にお店が集中しています。甲府のソウルフードといえば甲府鳥もつ煮とほうとう。
まずは、甲府鳥もつ煮はこちら。
奥藤本店
鳥もつ発祥のお店です。ここで鳥もつ煮のメニューを開発した方が独立して開店されたのが、とんかつ力ですが、残念ながら2018年に閉店してしまったようです。
やはり外せない、ほうとうはこちら!
小作 甲府駅前店
この太めんがたまりません!
甲府駅からすぐなので、名古屋駅新幹線ホームのきしめんと同じように、出張帰りに楽しむこともできそうなお店です。
山梨大に出張に行ったとき、夜、先生方と一緒に伺ったお店はこちら。
山梨レストラン メリメロ
甲府駅北口、「甲州夢小路」にあります。
県内でとれたフルーツを使ったデザートが美味しかったのですが、
写真を取り損ねました(笑)。
都留文科大学
ラストは「つるぶん」こと都留文科大学!
都留市は人口3万人程度の市ですが、教員養成で圧倒的な知名度を誇る都留文科大学を抱えており、毎年全国から多くの学生が集まります。
そのため、近場に多くの学生が住んでいるため学生向けのお店も多数あります(駅前スーパーのオギノで食材を買い込んで自炊している学生も多そうですが)。
手打ちうどん 石井
富士吉田名物「吉田うどん」系で、固い麺が特徴です。
肉うどんが人気ですが、肉や野菜がてんこ盛りのフォルムは、某…(以下略)。
こういう時期を経て、人は大人になっていくのかもしれませんね(棒)。
China Dining 雅龍
やっぱり出てくる町中華。
お酒も安く飲むことができ、パフェも人気ということで、学生のハートを掴んでいるようです。
甲信越、これだけ書くのでもかなりボリューミーでしたね(笑)。
学生向けの店、世代を問わないソウルフードなど、かなり多彩な食文化が根付く地域だと思います。
そして、町中華は鉄板なのかと。
こうして見ていくと、外の土地からやってくる学生さんを暖かく迎えてくれる地域なのかな、という印象を受けました。
もちろん、学生の本文は学問だとは思うのですが、時には街に出て、友人や先生方と一緒に楽しむことも大事ですね!
以下の大学など、情報をお待ちしております!!
上越教育大学
長岡技術科学大学
新潟県立大学
三条市立大学
国際大学
新潟青陵大学
新潟経営大学
新潟国際情報大学
新潟医療福祉大学
新潟薬科大学
新潟工科大学
長岡大学
長野大学
長野県立大学
公立諏訪東京理科大学
松本大学
山梨県立大学
山梨学院大学
健康科学大学
身延山大学
帝京科学大学
次はまた関東に戻ります!
その先は北陸へ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?