今話題の四毒を既にやめていた理由
精油、製粉、製糖は工業製品だった
スーパーにずらりと並ぶ加工食品に欠かせない油・粉・砂糖の実態をご存知だろうか。
これらは工業製品といっても過言ではない。なぜなら精油、製粉、製糖を製造する大手企業は、戦時中の軍需産業から始まったからだ。
植民地にされた国は、農地・資源・人を奪われただけではなく、欧米で生産した工業製品を販売する市場と化した。そして戦後の日本も米国の植民地。
敗戦で市場を失った精油会社はアメリカの大豆を受け入れ、工業用と同じ製法で作った油を、炒める揚げる料理を奨励し(フライパン革命)、パン食・肉食・牛乳と共に推進してきたのだ。
「四毒」の波はもう止められない
そんな食の闇もついに明るみになり、大きな転換期を迎えている。
今YouTube等で「四毒」が話題になっている。ちなみに「四毒」とは小麦粉、砂糖、乳製品、植物油。
そのうち3つ(小麦粉、砂糖、乳製品)は以前から止めていて、おかげで今の健康がある。
そして残りの一つ「植物油」も半年前にやめた。その効果を報告したいのだが、その前に一言言いたい。
世の中は今、健康情報で溢れかえっていて足し算ばかりしているが、小麦粉・砂糖・乳製品を頻繁に摂っているなら何をやっても焼け石に水だと。
自然の黒砂糖であっても、アレルギーの出にくい古代小麦であっても、まずは完全に中毒から脱することが必要。乳製品もアレルギーのリスクしかないし、カルシウム云々も嘘。
そして「植物油」。これはあまりに衝撃過ぎて賛否両論だろう。それぐらい生活に浸透し、思考停止で使い続けてきたから。
植物油がなぜいけないのか。
それは、スーパーで売られている植物油のほとんどが石油系溶剤で抽出する製油法だから。
自分はこれまで圧搾法で抽出した高価な油を取り寄せ、あらゆるものを試してきた。けれど自然に圧搾した高級オリーブオイルであっても、搾りたての青々とした元の色から大きくかけ離れた別物。ましてや加熱するとか…。
炒めるという高温調理自体に疑問を持っていたのと、歴史的背景の裏付けからついに植物油もやめた。
その結果どうなったかというと、油を使った料理全般に胸焼けをおこすようになった。それまで無症状だったのは中毒だったから。
そして視界がクリアになった。白内障や緑内障も植物油からくる病気だと聞いて納得した。油は魚や肉から摂ればいいのだ。
植物油をやめたことにより、日本古来の「蒸し」「茹で」「焼き」調理に回帰でき、この健康効果がまた大きい。
それが世の中に浸透してきているのか昨今、セイロがよく売れているそう。フライパンでもクッキングシートを敷いて調理すれば油は必要ない。
飲食業界も今後、四毒を無視して商売できなくなるだろう。それぐらい実践してる人は次々に持病を治していってる。
そして飽食で食べ物を捨てている先進国からすれば想像つかないかもしれないが、今現在、世界の半分が飢えている。それもみんな資本主義に組み込まれた農業・食料システムがもたらした結果。
詳しくは『食べものから学ぶ世界史』著者・平賀緑を是非とも読んでほしい。