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ソフトバレーボールで予想通りご迷惑をおかけした件
最近、日曜日の夜はソフトバレーボールに参加させてもらっている。きっかけはいつもタッキー。
「たくみさんも、バレーボール行きません?金曜と日曜の夜に体育館でやってるんですよ」
聞くと、50~60代くらいの人が中心に集まってみんなでソフトバレーボールをやっているらしい。
「ほほう、高校バレーでならしたぼくが参加したら、圧倒的すぎてご迷惑なのではないかい?」
と口には出さず心の中で思いながら、体育館に向かった。
19時、体育館にはすでに何人かが集まっている。確かにぼくより10~20くらい年配のみなさんが多い。しばらくアップが続き、1チーム4人ずつに分かれてゲームが始まる。
そして、ぼくは気づくことになる。確かにご迷惑をおかけしていた。
まったくみなさんについていけないのだ・・・。
19時すぎから始まったゲームは、20時まで休みなく続く。この時点で運動不足のぼくはもうフラフラ。喉はカラカラ。
そして、その後も休みなくゲームは繰り返される。やがて時計の針は21時を周る。ぼくはもう、ジャンブすることをやめた。気を抜くと倒れそうになる。
しかし、まだ終わらない。そして、恐ろしいことに諸先輩方はまだまだ元気いっぱいで楽しそうにバレーボールに興じている。その姿は、校庭で真っ暗になるまでエンドレスでドッチボールを続けるあの日の小学生のようだ。
21時半、ようやくゲームセット。2時間半もほぼ休憩なく動き続けるみなさん、恐ろしい・・・。すでに歩くことさえ困難になった足を引きずるようにしてなんとか車にたどり着き、家路に着く。
満身創痍のぼく、「おぉ、帰ってきた帰ってきた」とまとわりついてくるスピカ。その後も、シャワーを浴びることすらできず椅子に座って、ただただ体力が回復するのを待つのだった。
これが、初回のソフトバレーボール体験だ。
そこから2週間が経ち、今日が3回目。すごいもので、3回目となると意外と平気で9時半のゲームセットを迎えることができた。試合中も迷惑をかけない程度には動けている。39才、まだまだこの体は使えそうだ。
よし、ぼくの体、目指せ、岡田准一!
最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:3歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:2歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。
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