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ついに、僕は、手を出してしまった・・・

ついに手を出してしまった・・・。

スーパーの入口に並ぶ青梅・・・、ブランデーベースのリキュール・・・、そして、ガラス製の保存容器・・・。

妻と息子が寝静まった後、一人キッチンに向かう。明かりがもれないように寝室につながるドアは閉めてある。

PCを立ち上げ、わずかな音量でNetflixを見始める。「ザ・サーペント」。バンコクで起きた凄惨な事件の裏側が描かれている。一人静かに作業を始める今の僕にはぴったりだ。

フゥ

一息つき、作業に取り掛かる。竹串を握りしめ、青梅と向き合う。呼吸を整える。梅の頭に残っているヘタを取り除く。慎重に、傷つけてはだめだ。

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ヘタを取り除いた梅は流水できれいに洗い流す。一つずつ丁寧水気を拭き取り準備はできた。

清潔に整えられた保存容器に、少しずつ梅を入れる。ある程度入れたら、次ははちみつだ。このはちみつは妻の実家でひっそりと作られ、八戸市内で取引されている代物だ。

梅、はちみつ、梅、はちみつ・・・。交互に瓶に詰めていく。はちみつは梅の隙間を流れ落ち、結局は最下部に溜まっていく。どうやら氷砂糖と違って、交互に入れる意味はなかったようだ・・・。まあ、どんなことにもトラブルはつきものだ、大切なのは本質を押さえること。梅と蜂蜜が混ざりさえすればいいだろう。

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最後に、1.8リットルのブランデーベースのリキュールを流し込む。

トク、トク、トクトク

二重のフタをしっかりと閉めて、作業は完了。この頃には妻も起き出し、向かいで何やら仕事を始めた。だが、どうやら僕のことには気づいていないようだ。

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さて、後は冷暗所で3ヶ月以上。仕上がりが今から楽しみだ・・・。

梅酒作り・・・、はじめました。明日にでも味見してみるか。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!ぜひ、気軽にスキやコメントお願いします!それがあればきっと美味しい梅酒が出来るはず

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