【未来予測】『過去からの贈り物!』時代を超えた対話から未来を見透す!(タイムスリップ)
私達は、自分自身が生まれていなかった時代の本や映画や映像を見たり、音楽を聴いたりすることがあります。
あるいは、まだ幼少でその作品が出された時代には見ていなかったことがあります。
私達は、その様な作品を時代を経て、読んだり、見たり、聴いたりする時があります。
本であるなら、その時、私達は本を読むことで著者と対話することをしています。
もうすでにこの世にいない著者の場合でも、その著書を通じて私達は著者と対話をすることが出来ます。
私は、本を読むのが好きで、特に専門書を読んできました。
今まで知らなかった知識を私は、本から新しく知ることが出来ました。
それは、あなたも同じです。
私達は、過去に書かれた本から時空を超えて、自分にとっての新しい知識を得ることが出来ます。
私達は本を読むことで、その本を書いた時の著者の思考と時代を超えてリンクしています。
そして、同じ本でも繰り返し再度読むと、また新しい気づきがあります。
それは、自分自身のレベルが前回読んだ時と変わっているからです。
前回読んだ時よりも自分自身が多くの経験をし知識が増えたので、着眼点が変わってきており、またより深く理解することにより、新しい気づきが起こります。
すなわち、私達は今まで見えなかったものが見えて来ているのです。
そのことを心理学では「スコトーマ」と言います。
そして、心理学において私達は、自分自身が経験した範囲の中でしかイメージしたり、想像することが出来ないと言います。
また、1978年のノーベル経済学賞を受賞したアメリカのカーネギーメロン大学の教授であったハーバート・アレクサンダー・サイモン(Harbart・A・Simon)は、主著『経営行動』(“Administrative Behavior”)の中で、「人は認知的に限界があり、自分が知り得ている範囲の中で最適だと思えることを意思決定している。」と述べています。
そのことをサイモンは『制限された合理性』と呼んでいます。
そして、サイモンは「人は、全知全能の神の様に全ての中から意思決定すると言う前提の『経済人』から人は認知的な限界がある存在とし、すなわちそれを『経営人』と呼んでいます。」
同じことが、私達は映画を見たり、映像を見た時あるいは音楽を聴いた時にも生じます。
私達は、過去からヒントやアイディアを得て、未来を読み解く糧にしています。
現代を読み解くためには歴史を学ぶこと、反対に歴史を学ぶためには現代を知ることであると経営史では言われています。
古典や世界的なビックネームの大家の本は、時代という厳しい審査を経ても今なお、光明を発しています。
そこから、本質を理解し、どの様な思考をしていたのかを読み解くことで、私達は、さらにステップアップし、時代を読み解き、未来を見透すことが出来るのです。
私達は、過去からの贈り物としてそれらを貴重であり、かつ大切な物として活用することが有効であると言えます。
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