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外国かぶれの気ままな田舎生活

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20年近い海外暮らしを経て帰国したら、すっかり浦島太郎感覚。それでも、身に付いた外国かぶれ目線で、日本社会について語ります。
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#小説

人生の合間に淹れるモノ

人生の合間に淹れるモノ

紅い色のお祝いを頂き、照れくさかったのは、一年前の秋でした。 あれから半年あまりが過ぎて、改めて思う人生の意義。

人の一生だから、人生と書き印す。 全く、当たり前の話しだが、どうも紅いお祝いを頂いてからは、この二文字が、やけに気になる。

もう、娘達も成人して、憂いは、ない。

両親の弔いも済ませたし、もう心残りもないと言いたいのですが、そんなキレイ事?では自分を納得させることは、できなかった。

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(創作)明るい未来に向かって。

(創作)明るい未来に向かって。

今月の稼働日数は、3日と半日。残り二週間弱で、今月は終わるというのに。ことの起こりは、こうだ。

元同僚からの、メール先月の20日を過ぎてから、元同僚からメールが来た。内容は、私が非正規で働く会社が、今現在、元同僚が勤務する薬局との業務委託契約を更新しないとのこと。別のところを探して、新たに業務委託をと思ったが難航している。出来れば、私に、この薬局での直接雇用(一年契約)で、お願いしたいとのこと。

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