(創作)明るい未来に向かって。
今月の稼働日数は、3日と半日。残り二週間弱で、今月は終わるというのに。ことの起こりは、こうだ。
元同僚からの、メール
先月の20日を過ぎてから、元同僚からメールが来た。内容は、私が非正規で働く会社が、今現在、元同僚が勤務する薬局との業務委託契約を更新しないとのこと。別のところを探して、新たに業務委託をと思ったが難航している。出来れば、私に、この薬局での直接雇用(一年契約)で、お願いしたいとのこと。
薬局の社長に仕事ぶりを覚えられて
どうやら、この薬局の社長が、以前の私の仕事ぶりを覚えていたようです。去年の11月に配置換えになるまでの一年半、確かに、その薬局の担当でした。
人間、誰かに認められて悪い気はしない。まして見込まれて、仕事に繋がるならなおのことだ。そう思い二つ返事で引き受けた。
辞める者には、仕事を回さない
が、しかし、ことの成り行きは、私が思っていた程シンプルでは、なかったようだ。
先月末、退職とその理由を正直に告げたのだが、それが問題?だったのかも。
会社から来るメールに増える待機の2文字。
今月になってから、会社から来るメールは 待機の2文字が増えた。辞める者には、仕事は回さないみたいだ。
私自身としては、困っている元同僚からの頼みを受けただけのつもりだった。
が、会社のお偉いさん?達は、面白くなかったのかも。どうも、こういう、駆け引きが苦手の私としては、対応に苦慮するのだ。
会社のお偉いさん達の本音?と20年近い海外生活で定着した外国かぶれの感覚。
会社のお偉いさん達の本音?は、どうなのかと。帰国して今年で15年目。もう、日本式の駆け引きにも馴染まなくては。でも、でもですよ。26歳から45歳まで海外で過ごしたので、すっかり外国かぶれになってしまったのです。その後の二年半の中国での単身赴任も併せると20年程海外生活を経験していたので、この外国かぶれ?は、しっかり定着したようです。
まぁ、どうやら私の人生観と現在の日本式?職場人生観は交差しないようです。
このまま、平行線をたどり続ける? それなら、それで構わないや。と、心の声が聴こえたのです。
線引きした一年契約の人生。
というわけで、線引きしたのです。何?をかって言うと。これからの人生は、毎年、一年契約のようなものだと。今年の延長が来年に繋がる。そして、それを天に召されるまで続けるのだと。
見えて来た明るい未来
こういう解釈に至るプロセスを経て、私に見えるのは明るい未来だけです。