#陸上競技
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100回の記念大会に華を添えた。箱根駅伝。青山学院大が大会新記録で2年ぶり総合優勝。復路は5人全員が初出場。「行きは良い良い、帰りは怖い」は杞憂
箱根駅伝は100回の記念大会。青山学院大が往路に続き、復路もトップで優勝。2年ぶりの総合優勝を10時間41分25秒の大会新記録で制した。「行きは良い良い、帰りは怖い」という言葉もあるが、青学大には杞憂だった。圧倒的な速さを見せつけて、ここ10年で7度目の優勝。青学大のフレッシュグリーンのユニホームが颯爽としていた。 青学大は前日の東京から神奈川・箱根までの往路を大会新記録で優勝していた。2位の駒沢大に2分38秒差をつけた。 6区の山下りに臨むのは3年生の野村昭夢選手。一度
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マラソンは自己との対話。駅伝はチームのコミュニケーション。気持ちのベクトルに大きな違い。五輪マラソンと箱根駅伝の両予選から見えたもの
走るスポーツなのに、これほど違いがあるかと再認識した2日間だった。マラソンと駅伝のことだ。15日にパリ五輪のマラソン代表を決めるグランドチャンピオンシップ(MGC)が男女とも行われた。前日には第100回を迎える箱駅伝の予選会が開催された。この両大会から「自己との対話」と「チームのコミュニケーション」の違いが伝わった。 15日午前に東京・国立競技場を発着点に行われたMGC。土砂降りの雨の中、ランナーは五輪切符獲得へ熾烈な競走を繰り広げた。 男子ではレース中に日本記録保持者の