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希望は絶望の隣にいたりする。と言う話

「ごめん、実は...」

降格を伝えられた夜。帰宅後、妻に恐る恐る伝えた。申し訳なくて、悔しくて、なんて言われるのか怖かった。

「生活できない!どうするの!」なんてことを言われたら爆発してしまうかも...。そんな心配をしていた。

妻から言われた一言、それは「なんとかなる。私はあなたを信じてる」。この言葉でぼくは吹っ切れた。今があるのは妻のおかげ。


ども、よーぺーです。

今日はちょっと変わった書き出しをやってみました(苦笑)

あれは6年前の話です。

当時、2段階降格で年収が220万減るという、生きてきた中で、一番の絶望を味わいました。(もちろん、こんなレベルとは比較にならないくらいの状況の方もいらっしゃると思います。)

自分のせいでそうなったので、仕方がないのですが、悔しくて情けなくて、整理がつかないまま、心のどこかで、

「なんでおれだけ!」「おれのせいじゃない!」

と思っていました。

「ここには居場所はない。もう辞めよう…..」

というのが正直な気持ちでした。

そんな時、最もお世話になった、尊敬するCOO(会社で2番目に偉い人)から

「子会社の経営手伝ってくれない?」

と、誘われたんです。

当時は、東証一部上場企業の部長。ある分野では誰もが知るサービスの、一番と言っていい花形部署の責任者だったんです。

そんな状況から、6人くらいしかいない子会社の事業をお手伝いする。

「島流し感ハンパねえな…..」

と思っていましたし、同僚や先輩からも、

「止めたほうがいい。もう戻れなくなるよ」

なんてアドバイスをいただきました。

ただ、数日考えた結果、結局やることに決めました。

理由は、このまま逃げたくないのと、やっぱりお世話になった人からの頼みを断ることはできませんでした。

結果的に、今振り返るとこの選択が自分らしい『物語』のスタート地点になりました。

あのとき、逃げるように転職していたら、今のように、自分らしい生き方ができていなかったはずです。

希望は絶望の隣にいたりする。と言う話。

人生で大切なことを学んだ出来事でした。

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