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寄稿・出演情報

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與那覇潤が寄稿した論考や、出演するイベントの告知記事です。なるべく「〇〇に出ます」以外にも、おまけをつけるよう努力しています。ご予約の参考や、ビブリオグラフィー代わりにどうぞ。
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記事一覧

宗教を持たないと、「歴史」を語れない時代が(再び)来るのか?

創価学会の月刊紙『創価新報』の9月号で、同学会青年部長の西方光雄さんと対談しました。なん…

Yonaha Jun
5日前
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「専門家なんかこわくなくなる」イベント4連続+αです!

ありがたいことに、この秋は敬愛する方々とのイベントがなんと4つも、立て続けに決まりました…

Yonaha Jun
10日前
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日本に必要な都市政策も、家族政策も「客家」が教えてくれる

某党の党首選でも「政策論争」の必要が言われる昨今ですが、先月は国立民族学博物館が発行する…

Yonaha Jun
2週間前
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日本人はなぜ、ここまで他人に共感できなくなったのか

先週発売の『表現者クライテリオン』9月号でも、連載「在野の「知」を歩く」を掲載していただ…

Yonaha Jun
1か月前
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ウクライナとガザのさなかに、8月15日をどう迎えるか

年に一度の「戦争を振り返るシーズン」も、実に79回目。不幸なことに、ウクライナとガザの双方…

Yonaha Jun
1か月前
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タテ社会の人間関係はいま: 人類学と日本史の対話

教養動画サービス「テンミニッツTV」(10MTV)で、呉座勇一さんとの対談番組の配信が始まりま…

Yonaha Jun
1か月前
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歴史の探究とは「小説」を読むことで、「実証」はいらない(かもしれない)という話

今月刊の『倫理研究所紀要』33号(年1回発行)から、連載「現代性の古典学」を始めることにしました。初回で採り上げるのは、村上龍のデビュー作だった『限りなく透明に近いブルー』。 前に以下の記事をアップしたのは、まさに執筆中だったんですよね。そちらで書いたとおり、同作は1976年にまず群像新人文学賞を受賞。その時点で話題沸騰だったのが、まもなく芥川賞も「追い受賞」したため、記録的なベストセラーとなったことは広く知られます。 それで、できれば『倫理研究所紀要』の論文にも書きたか

8月の登壇情報を2つ。

今夏は本当に蒸し暑く、うだるようですが、8月も(いまのところ)2箇所で登壇予定です。片方は…

Yonaha Jun
1か月前
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財務省の広報誌『ファイナンス』7月号に寄稿しました。

先週出ました財務省の広報誌『ファイナンス』の7月号に、「「ユーラシア時代」の日本文明論」…

Yonaha Jun
1か月前
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7/20(土)に、順天堂大学でボードゲームについて講演します!

以前にもご案内しましたが、順天堂大学の「MEdit Lab」というプロジェクトにお招きいただいて…

Yonaha Jun
2か月前
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SNSでバトルする「専門家」を、なぜ信用してはいけないのか

ご報告が遅れましたが、6月26~28日に3回に分けて、経営学者の舟津昌平さんとの対談が「東洋経…

Yonaha Jun
2か月前
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資料室: 近代「日欧比較思想史」年表

以前もご案内した「ことのは」での小林秀雄イベントの内容が、新潮社のForesight でもダイジェ…

Yonaha Jun
3か月前
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動画とか対談とかいろいろ(または、私はなぜ批評家を名乗らないのか)

幸いなことに今月は掲載や出演の機会に恵まれたので、3つほどまとめてご紹介です。 ① ヘッダ…

Yonaha Jun
3か月前
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ひとはなぜ成熟をしないのか

お知らせが遅くなりましたが、いま売っている『潮』7月号に、岩間陽子さん・開沼博さん・東畑開人さんとの読書座談会の活字版が載っています(佐々木俊尚さんもメンバーで、今回は欠席)。 以前、2023年11月号に掲載されたオルテガ『大衆の反逆』をめぐる座談会と同じく、現在を読み解くことに益する往年の名著を読んでゆく内容で、今回のテキストはアインシュタインとフロイトの往復書簡『ひとはなぜ戦争をするのか』。国際連盟の依頼に応えて、1932年に交わされました。 初出時の時代背景と現在と