『茶漬け』といえば『だし茶漬け えん』
先日、
『だし茶漬け えん』で食事をしてきました。
どこかしら、ほんのりと心が温まるような食事をしたい場合は、
このお店に行くことが多いです。
おそらく、
『炙りイサキの檸檬おろし茶漬け』だったような気がします。
イサキが入ったものを注文しました。
出汁をかけていない状態です。
ここに、
温かい出しをゆっくりとかけると、、、
こんな感じになります。
たんに、お茶漬けではなく、
出汁茶漬けである部分が大事ですね。
美味しいです。
それにしても
『だし茶漬け えん』に来るたびに思うことですが、
出汁のおかわりが出来るし、出汁も販売しているのは、いったい、なぜなんでしょう?
たとえば、
ラーメン屋で、『替え玉』を注文することが出来る場合もありますが、
『替えスープ』って聞いたことがないです。
たいてい、
『替え玉をする場合は、スープを残しておいてください』
と注意書きがあったりするくらいです。
とくに、
ラーメン屋の命であるスープを研究される可能性がある『スープの販売』なんて、絶対にしないように思います。
でも、『だし茶漬け えん』では、
『店内のだし茶漬けも、この出汁を使っています。』
と、堂々と、販売している出汁と同じだと明言しています。
ブランディングって、様々な手法があると思います。
一般的には、希少価値を高めて、ブランド価値を上げることが多いのかなと思います。
もしかして、『だし茶漬け えん』としては、
自社の出汁を、一般家庭にまで浸透させることにより、
『茶漬け』といえば『だし茶漬け えん』
という感じで、自社ブランドを世の常識にすることが目的だったりするのかなーと、勝手に想像しちゃってます。
自社の出汁を一般常識にして、自社ブランドを社会の常識にすることで、他の商品やサービスが普及しやすくなるように思います。
商売の世界は、奥が深そうです。
一つ一つの体験から学び取り、仕事に活かしていきます。
向山雄治