拾ったきのこを1人で食す
あるハーブ農家さんで住み込みのボランティアをしています
畑にあるものは好きに使っていいよと言ってもらっていたものの勝手がわからずあっという間にボランティア期間の折り返しを過ぎてしまいました。
それでもほとんど四六時中きれいな植物を眺めていると欲が出てきてしまい、
ついに言ってしまいました。
「空き瓶売ってもらえませんか?」
結果お家にある空き瓶を譲ってもらい思いついたものをつくることができそうです。
憧れの、花の蜂蜜漬け。
秋なので春に収穫するときの芽吹いた瞬間の香りの強さは期待できませんが言い出したからには挑戦です。
蜂蜜漬けなら手順もシンプルで私にも作れるはず…
どうしてもきれいなプレゼントを渡したい人がいるんです。
もちろん、買ったものなら品質は保証されています
でも、なんとなく私が相手のことを考えて作るほうがシチュエーションに合うと思ったので、
まずは自分の思うままに進めていきます
そして想定外の出会い
瓶の煮沸のためにお鍋に水を汲みに出たところで
目があってしまいました。
ボランティア中の雑談できのこについて教わっていたのでカラカサタケはわかるのですが白いきのこは正体がわからず…
でも収穫してしまいました。
これぞ秋の味覚
きのこLover大興奮です
調理開始
農園の方にきのこの料理の仕方を聞いたところ天ぷらやバター炒めなどが美味しいと教えていただきましたが、油物は後処理も大変ですし、私の食好みはあっさり派なので
きのこ出汁のお味噌汁を作ることにしました。
では、いただきます!
きのこを食べるのが心配だったので、よくきのこ狩りをしている農園のオーナーさんに念の為食べて大丈夫か聞きました。
白いきのこは未だ正体不明です。
何者?
写真を見てもらったときに
「根っこを残しておくとまた生えてくるよ」
とアドバイスをもらってハッとしました。
きのこは自然と生えてくるものとしか捉えていなかった私ですが
植物と同じなんですね。
根っこが大事。
野のもの、山のものを取るときは来年のことを考えてあげなければ、彼らは人間のために生きているわけではないのだから。
いつもと違う生活の楽しさのあまり大切なことを忘れていました。
まだまだ植物教わることは尽きないです。
煮沸した瓶を乾かして休むことにします
明日も楽く仕事をして過ごせますように
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