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yomogi
2021年1月22日 21:05
靄が掛かった、琴線のような夏のこと。薄暗いこのワンルームに、ぱたりと落ちるふたりの言葉。僕の心を掴んで離さない瞬間は、必ずしも劇的ではない。今朝、窓際のガーベラの水を取り替えていないことを思い出した。もとの居場所から引き剥がされて、他者から何かを与えてもらわないと自らの命さえ守ることができないそれを、僕の匙加減で生かし、慈しんでいる。もっと存分に、鮮やかにあれよと、僕の匙加減で押しつけ、愛している
2021年9月26日 18:49
薄暗い西の空と浅瀬の夢長い夜のためのラブソング線路に沿ったフェンス越しに昨日見た風を待つこの苦しみと一緒にこれからあなたと生きるのね