【書評 『おさんぽ整体』 : 新しい歩き方! 歩きながら、身体の不調をセルフケア】
2022年5月26日に猫背矯正で有名な小林篤史先生の10冊目の著書が発売されたので、さっそく読んでみました。
緑が印象的な表紙を見て、「タイトルはどれだろう?」と少し悩みます。
奥付で『歩くだけで効く! おさんぽ整体』というのが正式なタイトルだと確認。
おさんぽ整体とは?
ここで、第二の疑問「『おさんぽ整体』って何?」と思ってしまいます。
それは裏表紙に図入りで、歩きながら、次の3つのステップをこなすと説明されています。
「1:お尻を押さえて歩く」「2:お腹を押さえて歩く」「3:力を抜いて歩く」の、「歩きながら行なうセルフ整体」が、『おさんぽ整体』としています。
歩くときにお腹は気にしたことがありましたが、お尻を気にしたことはなかったです。お尻の筋肉を感じながら、歩くとお尻にもシェイクアップになるし、お尻には大きい筋肉があるので、基礎代謝のアップにもつながると説明されており、なるほどと思った次第です。
書籍概要
こちらの書籍、142ページの縦組の本で、イラストが多いため、さらっと読めてしまう印象なのですが、なるほどと思える情報やチェックリスト、ストレッチの紹介などが多く、楽しみながら読めるしかけがあり、中身も濃いです。
最初は、「歩幅の重要性」を述べています。
「歩幅が小さいと大きな筋肉を動かすことができないので基礎代謝が落ちてしまう。でも、歩幅をあと5cm広げるだけで、体幹力が向上し、股関節の柔軟性が増し、周りの筋力がアップする」という。
たった5cm歩幅を広くするだけでこんな効果がでるのかと驚き!
また、「おさんぽ整体」(歩き方)を述べているだけではなく、おさんぽ整体をする前の「ウォームアップストレッチ」を、骨盤が前傾している人と後傾している人で違う方法で紹介。
そのほか、「おさんぽ整体」に、加えて行なうと効果倍増になる「テクニック」も、目的別に10種類も紹介しています。
私が気になった目的は、「お腹やせ」と「下半身やせ」かな?
これらのテクニックは「1cmジャンプ」「おなかの肉撃退法」「マル秘 お尻引き締め」「振り子運動」など興味をそそるような名前で付けられており、惹き付けられます。
「どういう効果が期待できるのか?」「なぜこの動きをするのか?」を説明した後で、図で説明されているほか、QRコードを読み取って動画でも確認できるのが嬉しいですね。
限定公開の動画なので、この書籍のためだけに作られた動画です。しかも小林先生が実際に動いて見せてくれるのでわかりやすいですし、2分前後で短いので気軽に見ることができます。
3分でできる、お手軽さ!
30分以上歩かねばいけない「有酸素運動としてのウォーキング」は、なかなかハードルが高いですが、
3分でできる「おさんぽ整体」は、普段運動をしない私も気軽に始めることができそうです。
姿勢の悪さが、肩こりや腰痛などの「身体の不調が改善しない」ことにも影響しているといいます。まずは「おさんぽ整体」を実践し、姿勢よく3分歩くことから始めたいものです。
書籍のコラムの引用によれば、「新しく始めたことを習慣化するには66日かかる」という。
ではまずは、2ヶ月を目標としてやってみようという気持ちになります。
身体の不調にお悩みの方、まずは3分、手軽に行なえる「おさんぽ整体」を初めてみませんか?
Amazonなどネットでも購入できるほか、書店の「家庭医学」のコーナーで販売されています。
※ 内容画像は一部加工をしました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09ZXWW1CX/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
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