やはり山崎努の演技が頭を離れない。ラバウルで生死を彷徨い、その戦地の土を持ち帰り、仏壇で手を合わせる。「生きなければ」という念とともに、「生き残ってしまった」という悔恨の情があるのだ。どうせならば戦って死にたい。いや戦う者のために死にたい。それがあの「ラバウル小唄」だったのだ。
奇跡のリンゴ0...

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