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「ケト食?」「ケトン体回路(ケトジェニック)?」「ケトーシス状態」について

 十数年前、私の父がステージ4の進行性のガンになりました。
 発見当初、大腸の1/3を切除する大きな手術を行いました。ですが、進行性のガンは肝臓に移転しステージ4と医者から告げられました。
 強靭な精神で抗がん剤に打ち勝ち、ベットで寝る事を拒み、体力維持のため友人とゴルフしていたら、肝臓の影が小さくなり、しまいには影が消滅しました。(今でも元気で生きています。)
 嘘のような本当の話です。
 父方の兄弟は皆ガンを患っていました。
 私達兄弟や親せきは、ガンのサラブレットだとよく笑い合っています。そうなると、ガンにならないためどうするか考えますよね?

 その回答が「オートファジー」であり「粗食」であり「ペスカタリアン」なのですが、健康志向で生活すると、たくさんの健康維持法を目にします。そこで、今回はケト食生活、ケトン食とは何ぞや!?をご紹介したいと思います。

1. そもそもケトンって何?

 「アセトン、アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸」をケトン体といいます。
 大事なことは、肝細胞脳アストロサイト腎臓小腸粘膜上皮などで
"脂肪酸"から作成されます。

2. では、どうやって「ケト食生活」で「ケトジェニック」を使い「ケトーシス状態」にしますか?

 具体的には、脂質はケトン体を作りやすく、炭水化物(糖質)はケトン体を消す方向に働き、タンパク質はその中間です。
 したがって、脂肪が多く炭水化物(糖質)が少ない食事を摂取することにより、ケトン体を体内で生成させることができます。

・ケトーシス状態・とは体のエネルギーとして脂肪を燃やしている状態です。


 主に糖質から得られるグルコース(ぶどう糖)が枯渇しているとき、代わりのエネルギーとしてケトン体が作られ、脳みそをはじめとする各臓器のエネルギーとして利用されます。
 血糖値を適切に保つために、糖新生が肝臓でおこなわれます。
 これは脂肪やアミノ酸(糖質が多い食生活なら乳酸)などからグルコースを十分に作り出す仕組みです。人間は本来グルコースを過剰摂取するように出来ていません。
 血糖値の急上昇をおさえるホルモンはインスリンのみしかありませんが、"低血糖から体を守るホルモン"は、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンなど複数があります。
 ケトーシスであるためには、低糖質・中たんぱく質・高脂肪の食事が必要です。

・低糖質で高脂質の食事ってどこかで聞いた事ありますね!
・通常の食事よりも糖質摂取量を抑え、高脂質な食事がケトン食の特徴。

またケトン食をとりいれることで、体内に蓄積されている中性脂肪をエネルギー源にする「ケトン体回路(ケトジェニック)」のスイッチが入る効果が得られます。

3. ケトジェニックのスイッチがONになるとどうなるの?

 以下、NHK BSプレミアム 「ヒューマニエンス」2021年7月8日、大阪大学の萩原圭祐特任教授が行った「がんの食事療法」が紹介されていましたので、貼っておきます。

 「37人中10人で癌が消滅したとのことです。」驚愕!

4. ケトン食レシピ

5. ケトン比(計算方法)

ケトン比とは、食事の3大栄養素と言われている「PFC」

  • Protein/タンパク質

  • Fat/脂質

  • Carbohydrate/炭水化物

 などのバランスを、ケトン食に最適なバランスに置き換えた比率のことです。
 以下の計算式で算出することができます。

ケトン比 = 脂質(g): 炭水化物(g)+ タンパク質(g)

ケトン食では、このケトン比を『 2:1~3:1』となるように食事内容を調整することが推奨されています。

 ケトジェニックでも糖質の制限を謳っています。
 やっぱりSugar Is Fuckですね。

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