不登校は悪いことではない
今の日本では、不登校という言葉に対して、悪いイメージを持っている人が多いだろう。
学校に行かないことは恥ずかしいことだ。
学校の勉強についていけなくなるから、行くべきだ。
義務教育なんだから、行って当然だ。
こう思う人がほとんどだろう。
しかし、最近では不登校は、決して悪いことばかりでない。
別に学校に行かないことは恥ずかしいことではない。
公立の小中学校は、偶々同じ地域に生まれ、偶々同じ年度に生まれた子どもたちと一緒に過ごす。
生まれた地域と生まれた年度しか共通点がないのだから、気が合わないという人も沢山いるだろう。
もし、そうならば、無理して学校に行く必要はないだろう。
もちろん、友達がいるのであれば、その友達は大事にするべきだと思う。
昔に比べて、通信制の学校も増えたし、学校の種類も多様化されてきた。
可能であれば、別の学校に転校するという選択肢も取れる。
自分が気に入った学校で生活を送れば良いと思う。
義務教育に関して言えば、教育を受ける権利ではなく、教育を受けさせる権利である。
今や教育を受けられる場所は、学校だけではない。
書籍や動画サイトでも、学校で習う勉強を行うことができる。
もっと言えば、学校で教えてくれること以上のことを学ぶことができる。
学校で教えてくれる人は、みんな教師である。
転職して教師になっていない限り、その人は教師という職業しか経験していない。
しかし、書籍や動画サイトでは、学者や政治家、法律家、投資家、起業家、サラリーマン、フリーランスなど、色々な職業の方から学ぶことができる。
この点からみれば、多角的な視点を持つことに繋がる。
私自身も、世界史はYouTubeの動画で勉強した。
以下の動画である。
このように、学校に行かなくても、勉強できる手段は沢山存在する。
学校の在り方も多様化されつつあり、今後もこの動きは続いてくるだろう。
逆に、公立学校の変化は遅いと感じる。
徴兵令を出していた時代や社蓄によって産業を成長させた時代ではない。
上の命令に従順し、命令されたことをひたすらやるような人材はもう必要ない。
寧ろ、これからは、新しいことを自分で考えることができるような人材が求められるだろう。
学びが多様化することで、多様な人材が生まれてくるかもしれない。
以下の動画も参考にどうぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?