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電話恐怖症とはまではいかないけど。

「電話が嫌なので会社やめます」

フラッと入った本屋でこの帯を見て、すごく読みたくなった。

うん、やめるまではいかなくても
その気持ち、分かるなあ。

どんな本?

「電話の着信音がなると動悸がする」
「人に聞かれるのが嫌で職場で電話ができない」――。
近年、電話が原因で心身症状が現れたり、
仕事に支障を来したりする若者が増えているという。
その心理的背景を豊富な事例で解き明かす。
Z世代の理解の一助にもなる一冊。

本の概要より

私はZ世代ではないけど、人に聞かれるのが嫌って分かるなあと。

在宅勤務なら聞かれることないんだけどね。
ああ、在宅の日々よかったな。(遠い目)



本の中で紹介されていた事例のひとつに
人に聞かれるのが嫌だから、給湯室からオンライン会議に参加、というものがあった。

笑。
でも、その気持ちは分かる。

それに対して
「会議室を取ってそこから参加したら?」と提案すると

会議室の予約方法が分からない
→聞くのが面倒
→だから給湯室でいい

となるらしい。

笑。
私だったら給湯室でやるくらいなら、自席でやるかなあ。
給湯室に人が来たら、そっちの方が気まずいじゃん。

でも、気持ちは分かる。
分かるのよ。

私も人に聞くの面倒だから、
だったらちょっとだけ我慢すればいいや、って思っちゃう。

そんな感じの事例が数多く載っていて、
その原因も紹介されている。

原因が色々提示されてるんだけど
「ああ、そうかもなあ」
なんて納得してしまうものもあって。

詳しくは本を読んでみて欲しいんだけど、

「電話が苦手」を追求していくと
電話それ自体ももちろんなんだけど
その根底にある、気質、性格みたいなものに心理的なものに起因するのでは?というような話。


とはいえ、
私は幼少期は家に固定電話があったし
公衆電話もかけられる。
新入社員の時は、固定電話に出るのが当たり前だと思ってた。
だから好きではないものの、対応することはできる。

ただ、Z世代以降は
固定電話を知らないし、公衆電話も使ったことないケースが多い。
だから、電話のハードルがさらに高いんだって。
そりゃ会社やめたくなるよね。



電話は好きではないんだけど
緊急時とかは、やっぱり必要だよなあと思う。

救急車や消防車を呼ぶのは、この先もきっと電話
だろうしね。こればっかりは、LINEにはならない気がする。笑

でもそういった最低限の電話だけできれば、個人的にはいいような気がするのだけど…

本の趣旨としては、電話恐怖症は治せるよ!という流れだったので、やっぱり電話は対応できた方がいいらしい。
そっかあ、そうなのかあ。



ということで
電話が苦手な人はもちろん
電話に抵抗がない人も、ぜひ読んでみてほしいなあと思った一冊でした。

<あとがき>
上記リンクに電話恐怖症のチェックリストが載っているのですが、「店の予約はWebに限る」とか「非通知の電話には出ない」とか、私は該当するものが多かったなあ。
今日もありがとうございました。




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