耳栓とヨシタケシンスケと私。
耳栓を買った。
リビングのテレビの音。
夜、洗濯乾燥機が回る音。
そして、夫の声。←
部屋の扉を閉めても、なんだか気になるので
買ってみた。
細長くつぶして、耳の穴にイン。
すると、ジワーと耳の中に広がる耳栓。
ジワワワワ〜。
…
うん、確かに静か。
静寂とはこのこと。
完全に遮断はできないけど、悪くない。
で、雑音。
耳栓が雑音を吸収して、それが目に見えたら面白いのになぁ。
吸収した後の耳栓は、ずっしり重くなっている。
「わー!こんなに吸収したんだね」
「取れ高すごいやん」
「耳栓、乙!」
イメージとしては
使用後の綿棒とか、除湿剤みたいな感じ。
そんなことをぼんやり思っていたタイミングで
この本を読んだ。
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ヨシタケシンスケさんの、エッセイ集。
この中に「心配事を吸わせる紙」という話があって。
あぶらとり紙みたいに、おでこにピトッとつけると、心配事を吸い取ってくれる。
そんな紙があったらいいよねーという話。
お風呂に入ったら、だいたいのことはスッキリするように、たぶん嫌なことって外側につく。
だから外から吸い取ってあげればいいのでは?
という思考からきたらしい。
…
え、これってさぁ
ちょっと雑音の話と似てない?
ねぇ、似てるよね?(強引w)
雑音は心配事ではないんだけど
「自分にとって不快なもの」
という意味では同じかなと。
ヨシタケシンスケさんも、似たようなことを考えていたんだなぁ。
なんだか勝手に親近感。
やっぱり好きだなぁ。
なんて思いながら
ちょっとニヤニヤしてしまった月曜日なのであった。
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