私の耳に優しい映画ーFILM REDー
2022年末のあなたへ、日記兼ブログ的な備忘録兼お手紙37通目。
映画館であまり映画を観ない。
SING2を映画館で2度見したヤツが何を、という感じなのだけど。
いつの頃からか、映画館の音響が耳に堪えるようになった。
それでもセリフや破裂音などの音量が大きいのはまだ納得できるのだが、
日常生活中であれば気に留めないほどの音量の生活音が、映画館ではここぞと大きく聞こえることに、どうしても耳が慣れない。
ドアのちょっとした開閉や服の衣ずれの音にさえ耳が疲れてしまうのだ。
自分なりの応急処置として音量に慣れるまで耳栓で凌いだり、一旦目を閉じて情報を遮断したり、というのを余儀なくされる。
そう言うこともあって足が遠のいてた映画館なのだけど、先述したように今年はSING2も2回観に行ったし、先日「ONE PIEACE 〜FILM RED〜」を観に行ったりして、私的に映画の当たり年だなぁと思う。
映画は、もう率直に言って最高だった。
最高だった。
ONE PIEACE という作品自体も面白いし、歴史ある物語と魅力あるキャラクター陣はONE PIEACE素人(ONE PIEACEにあまり詳しくない)の私でも、観ていて楽しい!と思えた。
加えてADOさんの歌唱である。
ADOさんの歌やで…!!!!
力が入って2回言ってしまった。
伸びやかな高音の透き通る歌唱が来たと思えば、迫力の重低音で響かせるデスボイス。
物語後半で圧巻のラップ、最後はウィスパーボイスの優しく温かい歌声。
もちろん歌唱に合わせた画面のウタと画像演出も相まって、
もうこれガチの音楽ライブやん!
しょっぱな一曲目から涙ぐんでました。
本当によかった…。
物語も引き込まれたし、最後もよかった…😭
もちろん、観る人それぞれの解釈があるだろうと思う。
なるほど、ミュージカル映画だというご意見も頷ける。
でもだからこそ私みたいに物語自体に追いつけない人間も置いてけぼりを食わず楽しめた側面もあると思う。
優しい…!
優しいじゃないか、FILM RED!
そうしてまた、100人100通りの受け取り方があることも創作物を楽しむ醍醐味ではないかなぁ、なんて思う。
結論として、映画館苦手民も楽しめる素晴らしい映画でした。
DVD出たら買っちゃうかもしれない。
ではまた次回。
読んでくれてありがとう。
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