わんぱくセットについて思うこと。
牛タンのねぎしへ。
「5種盛りわんぱくセット」を注文。
白たん+赤たん+牛ロース+味噌ポーク+豚旨辛焼き、の5種類が乗ったセットである。
ほぼ1切れずつの為、そんなに量は多くない。
美味しくいただき、店を後にした。
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以前もこのメニューを頼もうと思ったが、多少ためらいがあり、他のメニューを注文。
なぜ、ためらったのか?
それは、「わんぱくセット」というネーミングゆえである。
わんぱく。
わんぱくと聞いて、みなさんはどんなイメージが浮かぶだろうか?
私は、「やんちゃな男児」のイメージがある。
そういえば、やんちゃボーイとやんちゃガールが登場する歌があったな。
ちなみに歌詞を調べたら、
やんちゃボーイではなく「やんちゃ坊主」だった。
あれ、そうなんだ。坊主とガールは並列なんだ。まあ、それはどうでもいいか。
つまり「やんちゃな男児」のイメージがあり、アラフォー女が注文をためらった、という話。
わんぱく。
そもそも、どんな意味なんだろう?
「やんちゃ」と近い意味を持つ気がする。
「やんちゃしてますねえ」というのは、悪ぶったアピールをする人を揶揄する言葉?
「わんぱくしてますねえ」は、聞いたことがない。
やっぱり分からない。
調べてみる。
「わんぱくセット」
を食べたが、もちろん暴れ回ったり、いたずらはしていない。
マナーを守って楽しく食事をした。
白たん+赤たん+牛ロース+味噌ポーク+豚旨辛焼き、の5種類が乗ったセット。
なぜこれが、わんぱくなのだろう?
書いていて、気がついた。
わんぱくなのは、食べる人ではない。
わんぱくなのは、肉たちなのだ。
白たん。
赤たん。
牛ロース。
味噌ポーク。
豚旨辛焼。
豚や牛。
彼らなら、暴れ回った経験はあるだろう。
そして暴れ回った末、ねぎしに来てくれたのかもしれない。
そうか。
そう思ったら、「わんぱくセット」というネーミングが勝手に自分向けのそれだと思いこみ、注文をためらっていた行為が、恥ずかしく思えた。
暴れ回った結果、わんぱくセットという姿になって、私のもとにやってきてくれたのである。
もう、感謝しかない。
なんでねぎしの人は、こんなネーミングにしたんだろう?と一瞬でも思った自分が恥ずかしい。
わんぱくセット、残さず美味しくいただきました。
ねぎしに来てくれた牛、豚たち。
わんぱくでいてくれて、ありがとう。
わんぱくセットになってくれて、ありがとう。
▼1年前にもねぎしに行っていた。