○○を軸に回るオレのLIFE?自転しながら公転する。
小鳥さんの記事で知った、こちらの本。
山本文緒「自転しながら公転する」
なんだか気になるタイトル。
で、読んでみることに。
…
率直な感想。
面白かった。
ストーリーに引き込まれた。
こんなに「続きが早く読みたい」と思った小説は、久しぶりかも。
例えるなら、本にグッと袖をつかまれた感じ?
某俳優に「ちょ、待てよ」と言われたような感じ
というか。(何それ)
要するに、読まずにいられなかったということです笑
以下、ネタバレのないよう、ぼんやりした感想を綴ります。
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どんな話なの?
地球と太陽の話ではなく(笑)
主人公の都をとりまく恋愛、仕事、家族、友人関係などがぐるぐると描かれている話。
以上。笑
「最後はどうなるの?」
「プロローグで読んだ、あれは一体?」
と気になりすぎて、スキマ時間にひたすら読む。
読む読む読む。
「え、あとページ数、これだけしかないけど…」
と不安になりつつ、読む。
読む読む読む。
本編が終わり、エピローグ。
誰目線で語っているのかよく分からず、しばらくクエスチョンマークを抱えたまま読む。
むむむむむ?
「???」が読み進めるうちに
「!!!」に。
で、思わずプロローグをもう一度読む。
なるほど、そういうことだったのか。
うーん。面白かったなぁと反芻。
で、記事にしたいなぁと思い、noteを開く←今ここ。
そんな感じです笑
ぼんやりが過ぎる。
みなさんにも読んで欲しいので、ぼんやりしておきます。
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で、記事タイトルの
「○○を軸に回るオレのLIFE」って何?
気になりますよね?
え、ならない?
自転しながら公転する、かぁ。
当然、そこには「軸」があるよなぁ。
軸。
で、吉井さんの「バッカ」という曲が脳内に流れてきたのです。
こんな歌詞があるのです。
この軸(=音楽)を言い切れるって、めちゃかっこいいよなあと。
つまり、○○を軸に回るオレのLIFE
吉井さんの場合は、音楽。
当然、人によって○○に入るものは異なるわけで。
今回この本を読んで、山本文緒さんという方を初めて知りました。
調べてみたら、2021年に58歳という若さで、ガンで亡くなられていました。
残念ですが、自身の本という「文章」は残って、多くの人の心を惹きつけている。
これって、すごいことですよね。
自分の軸になっていたものが、自分の死後も残る。
私の軸は、なんだろう?
そもそも、あるのかな?
noteは、残そうと思えば死後も残るよね?
そんなことをぐるぐると考えた金曜日でした。
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