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○○を軸に回るオレのLIFE?自転しながら公転する。

小鳥さんの記事で知った、こちらの本。

山本文緒「自転しながら公転する」

なんだか気になるタイトル。
で、読んでみることに。

率直な感想。

面白かった。
ストーリーに引き込まれた。
こんなに「続きが早く読みたい」と思った小説は、久しぶりかも。

例えるなら、本にグッと袖をつかまれた感じ?
某俳優に「ちょ、待てよ」と言われたような感じ
というか。(何それ)
要するに、読まずにいられなかったということです笑

以下、ネタバレのないよう、ぼんやりした感想を綴ります。

******

どんな話なの?

地球と太陽の話ではなく(笑)
主人公の都をとりまく恋愛、仕事、家族、友人関係などがぐるぐると描かれている話。 

以上。笑

「最後はどうなるの?」
「プロローグで読んだ、あれは一体?」

と気になりすぎて、スキマ時間にひたすら読む。
読む読む読む。

「え、あとページ数、これだけしかないけど…」
と不安になりつつ、読む。
読む読む読む。

本編が終わり、エピローグ。

誰目線で語っているのかよく分からず、しばらくクエスチョンマークを抱えたまま読む。
むむむむむ?

「???」が読み進めるうちに
「!!!」に。

で、思わずプロローグをもう一度読む。
なるほど、そういうことだったのか。

うーん。面白かったなぁと反芻。
で、記事にしたいなぁと思い、noteを開く←今ここ。

そんな感じです笑
ぼんやりが過ぎる。

みなさんにも読んで欲しいので、ぼんやりしておきます。

******

で、記事タイトルの
「○○を軸に回るオレのLIFE」って何?

気になりますよね?
え、ならない?

自転しながら公転する、かぁ。

当然、そこには「軸」があるよなぁ。

軸。

で、吉井さんの「バッカ」という曲が脳内に流れてきたのです。

音楽を軸に 回るオレのLIFE

吉井和哉「バッカ」より

こんな歌詞があるのです。

この軸(=音楽)を言い切れるって、めちゃかっこいいよなあと。

つまり、○○を軸に回るオレのLIFE
吉井さんの場合は、音楽。

当然、人によって○○に入るものは異なるわけで。

今回この本を読んで、山本文緒さんという方を初めて知りました。

「文章で、こんなに人を惹きつけられるなんてすごいな〜」
「この方の軸は、きっと文章を書くことなんだろうな〜」

調べてみたら、2021年に58歳という若さで、ガンで亡くなられていました。

残念ですが、自身の本という「文章」は残って、多くの人の心を惹きつけている。

これって、すごいことですよね。
自分の軸になっていたものが、自分の死後も残る。

私の軸は、なんだろう?
そもそも、あるのかな?
noteは、残そうと思えば死後も残るよね?


そんなことをぐるぐると考えた金曜日でした。

<あとがき>
「自転しながら公転する」、週末読書にいかがでしょうか?
ちなみに、みなさん興味ないことは重々承知なのですが…「バッカ」のPVではサラリーマン役の吉井さんや、レンタルビデオ店員役のKREVAが登場します。
今日もありがとうございました。

▼音楽を軸に回るオレのLIFEはこちら


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ようこ
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