そういえば、飼育小屋って見なくなったな。
辻村深月さん「ぼくのメジャースプーン」
先日、「傲慢と善良」が良かったので記事にしたところ、
しんちゃんさん、もこみさんがコメント欄で
「ぼくのメジャースプーン」をオススメしてくれたので、早速読んでみることに。
…
どんな話か?
ほんと、ひどい事件でさ。
小学校の飼育小屋で起こった事件なんだけどね。
その描写もリアルすぎて、ちょっと「うっ…」と具合悪くなりそうなレベル。なかなかヘビーで、若干胃痛を伴いながら読んでた。
小学4年生のぼくが主人公なんだけど、
ぼくがどう行動に出るのか気になって、ソワソワしながら読み進めた。
最後、犯人と会って行動に出るシーンでは
「え!そう出るの!?」
とまたまた胃痛を伴ったり、その後も涙が出たり。
終盤、家で読んでてよかった…。
うまくまとまらないんだけど
色々考えさせられる、いい本だった。
…
で、読んで思いだしたこと。
子どもたちが通う小学校、飼育小屋がないんだよなーと。
鳥インフルエンザ、動物愛護の観点、動物アレルギー、働き方改革などが理由らしい。
アラフォーの私が小学生だった頃は、飼育小屋ありました。
うさぎとクジャク飼ってたな。
給食で余ったにんじんやキャベツを貰って、うさぎにあげたなあ。
私自身、動物大好き!って子どもではなかったので、特にうさぎに思い入れはなかった。
それでも、エサをあげたり小屋を掃除した思い出は残ってる。
…
動物を飼う飼わないって、なかなか難しい話ですよね。
一時期ビーガン関連の本を読んでたんだけど、
ビーガン的には動物園に行くことも、動物を飼うこともNGらしいし。
…
とまあ
ごちゃごちゃ書いたけど、
「ぼくのメジャースプーン」
ぜひ読んでみてほしい1冊です。
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