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「金魚すくいの法則」ってなんだ?
あおたまさんの記事で紹介されていて、気になって聴いた本。
(Audible会員の方、会費内で聴けます!)
いつも面白そうな本を読んでる、あおたまさん。
今回のこちらも、なんとも興味深いタイトル。
✅どんな本?
(「本の説明」より・一部要約)
貧しいニッポン、働かないおじさん、無気力な若者、進まない女性活躍……。
実態とは裏腹に、「失敗を恐れないチャレンジ」「イノベーション」といった威勢のいいスローガンが虚しく響く。
なぜ、理想と現実がかけ離れてしまっているのか?
多くの日本人が消極的利己主義――すなわち自己利益と保身のために、現状を変えないほうが得だという意識を潜在的に持っているから。
多くの日本人は、その事実に気づいている。しかし、あえて口にはしなかった日本人の胸裏に隠されたタブーを、本書は大規模アンケート調査により浮き彫りにする。そして、その背景にある「全体主義のパラドックス」についての打開策を提示する。日本の組織が積極的に挑戦する空気を生むために、必要なこととは?
…
っていう本。←ただの引用w
自己利益と保身のために、現状を変えないほうが得…
ハッとさせられるフレーズ…。
すごく簡単に言うと、
何もしない方が得な社会ではなく、
「するほうが得」な仕組みにしたらええやん!
って話。(たぶん)
そんな仕組みが、いくつか提案されてます。
それだったら意欲的に取り組めそう!とテンション上がる一方で、それって実現可能なんだろうか?と思ったりも。
「するほうが得」な仕組み、
気になる方は読んでみてね。
以下、感想交えて気になった箇所を紹介↓
✅「金魚すくいの法則」
って知ってますか?
私は初めて聞きました。
これ、「するほうが得」な仕組みの一つとして取り上げられていた話。
たとえば、PTA。
建前は強制参加ではないといいつつ、ほぼ強制参加な場合が多い。
だから、やりたくない。
中には、強制されると意地でもやりたくない人も。
じゃあ、自由参加にしてみる。
すると、集まらないと思いきや…
やりたい人が手を挙げたり、学校関係者ではなく地域ボランティア(?)の方も参加できたりと、良い方向に向かうケースもあるんだとか。
これ、「金魚すくいの法則」と言うらしいです。
え?
どういうこと?
金魚すくいが「下手な人」
→自らガツガツ金魚をすくいに行き、結果すくえない。
金魚すくいが「上手な人」
→金魚が来るまで待つ。やって来たタイミングですくうから、上手くすくえる。
つまり
強制という名目で狩りに行くよりも、募って待っていた方が、よい人材が集まってくる
ってことですかね。
******
では、PTAが自由参加と言われたら?
私はどうするんだろう?
「やらなくていいんだ!ラッキー!」
でいいんだろうか?
うーん。
モヤモヤを、そのまま持っておく力(ネガティブ・ケイパビリティ)も大事と聞いたので…
今日はモヤモヤのまま終わります。
モヤスミ〜。
<あとがき>
1人1役必ず係に就かねばならぬ、という謎のルールにより、保育園と学童保育の係をやりました。
正直、またやりたいとは思わないかな。
「これは必要なのか?」「他にやり方あるんでは?」と思うことはあったので、部分的にはやりやすいように改善したこともあります。
ですが、「1回やったら終わり」だと思うと…抜本的な改革をしようとは思えない。
学校関連の任意団体?のあり方がイマイチ変わらない原因は、そこにあるんじゃないか?と思ったり思わなかったりラジバンダリ。
やっぱり「やったほうが得」な環境にすればいいんですかね?
…って、あとがき長っw
今日もありがとうございました。
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