500色VS私。
上野駅構内を通ったら、こんな色えんぴつと遭遇。
これ、何色あると思います?
…
タイトルに書いちゃったから分かるよね。
そう、500色。
この色えんぴつを使ってぬりえが出来る、
というイベントをやっていた。
「ぬりえ出来るらしいよ〜」
と私が言うと、一緒にいた次女が
「やりたい!」
というので、参加してみることに。
…
案内された、ぬりえ用のテーブルには
箱から溢れそうな量の色えんぴつ。
そりゃもう、盛り盛りよ。
なんてったって500色。
家にあったら削るの大変だろうなと思うけど笑
外で試せるなんて、うれしい限り。
そしてエアコンが効いてない環境だからか、
「ご自由にどうぞ」
と、丁寧に塩タブレットも置いてある。
エアコンは効かずとも、気は利いている。
フェリシモ、グッジョブである。
で、500色。
「どれにしようかな〜?」と迷いつつも
着々と色を塗る娘。
隣で私も塗ってみる。
とりあえず、家にはない蛍光色を一通り使って
満足満足。
次は、好みのパープル系を攻める。
あとは、えーっと、えーっと…。
…
で、完成したのはこちら。(私が塗ったやつ)
一見カラフルに見えるんだけど、
おそらく使ったのって、20色くらいなんじゃないの?って気がする。
もっと少ないかも。
なるべく違う色を使おうと思うんだけど
「これ、いい色じゃーん」
と思って手に取ると
「あれ、これさっきも使った色だわ…」
ってパターンが何度かあった。
…
たぶん色鉛筆に限らずなんだけどさ
選択肢が多様にあっても、自分の中でフィルターをかけていて、そこを通ったものしか選んでないのかもしれない。
だから500色あっても、結局選ぶ色が限られてしまうのかも。
なるべく多く使ってみたかったのになあ。
もちろん、自分の基準で選ぶのも楽しい。
でも500色もあるなら
「こんな色もありますよ」
「この色と、この色を合わせるとキレイですよ」
なんて他者からの提案を受け入れるのも、いいのかもしれない。
何度か記事にしてるけど、
私は洋服のサブスク「エアークローゼット」を使っている。
これなんかはまさに、自分で選ぶと偏る服を
エアクロという他者に選んでもらうことで
「自分では選ばない色だけど、意外とありだな」
なんて発見がある。
…
やっぱりさ、何事も1人って限界があるよね。
人に聞いたり、教えを請うことが苦手なんだけど
ちょっと勇気出すことで、世界って広がる気がする。(急に壮大w)
成功してると言われる人って、みんな頼るの上手よね。
…
などど考えていたら
「ママ、この青使ってみたら?キレイだよ」
と次女が差し出してくれた。
晴れた空のような、気持ちのよい青。
自分では選ばない青。
なんだか、いい日曜日を迎えられそうである。