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猿の毛づくろい?「言葉のズレと共感幻想」を読んで

細谷功さんが好きなので、こちら読んでみました。
佐渡島庸平さんとの対談形式。

「人は言葉を過信している」「スティーブ・ジョブズも歴史に残らない気がする」――「地頭力」「具体と抽象」など、独自の視点で「思考」の分析・可視化を試みる著述家と、メガヒットを飛ばし続ける編集者の佐渡島庸平という異色の取り合わせ。言葉、物語、お金、労働、ルール、いいねエコノミー(共感資本主義・格差)、VRなどを俎上にのせ、現代社会を覆う幻想と現象を、「具体と抽象」の往来問答によって深く掘り下げていく。

内容紹介より

以下気になった箇所紹介〜。

✅猿の毛づくろい

(佐渡島さん)
学校のような集団では、人と人が丁寧に話していない。
猿の毛づくろいみたいに、言葉をコミュニケーションに使っているにすぎない。
言葉のやり取りはたくさんあるけど、意味のやり取りは行われていない。

ネットの中では、自分と興味の対象が近い。
だから本当に意味のやり取りができる人と、数人は出会えたりする。

✅共感は、基本的には幻想

(細谷さん)
所詮、「勝手に勘違いして共感している」にすぎない。
共感なんてそんなもの。
「共感させる力」は、「勘違いさせる力」ともいえるのではないか。

✅他者のため=自分のエゴ?

(細谷さん)※コンサルタント業に対する話

他者のためにというのは、実は自分のエゴ。
それならば、そういうふうにしている自分が好きなんだと割り切った方がいい。
するとお客さんを過度に気にしなくて済んで、いい意味で期待値を下げられる。
自分がうれしいから、人に喜んでもらいたい。
ただそれだけなんだと考えると、割とシンプル。

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要点さらっただけなので、なんのこっちゃ?だと思います。
話題が多岐に渡っていて面白いので、ぜひ読んでみてほしいです。

感想

猿の毛づくろいの話。
会社や保育園の保護者同士の会話とかは、本当それだなーと。

毛づくろいも、もちろん必要。
でも、毛づくろいだけだと、孤独を感じます。(私の場合)

毛づくろいが好きな人はいいのかもしれないけど、私は最低限でいい。

だから、意味のやりとりがしたくて、noteに記事を積み上げているのかもしれません。

みなさんは、どうでしょうか?

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「この会話って、所詮猿の毛づくろいですね〜」
「共感なんて、所詮幻想ですよね〜」

なんてリアルで言ってたら、なんだコイツ?ってなりますよね。笑

まあ、本で読んだ知識をただ読み上げることが「意味のやりとり」なのか?と言われると、ゴニョゴニョしてしまうのですが笑

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他者のためは自分のエゴは、本当そうだと思います。
「あなたの為を思って」と言ってくる人は基本スルーで良い、と勝間さんも言ってたな。

自分がうれしいから、人に喜んでもらいたい。

これに限らずですが、
「割り切っている」「振り切っている」人って、潔くて気持ちいいなあ〜と思います。

成功してる人って、みんな何かを割り切ったり、捨てたりしている気がします。

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ということで、
私も適度に割り切り・振り切りしつつ、日々過ごしていきたいな〜と思いました。

ではまた!

〈あとがき〉
佐渡島さん、noteもやっているようです。
イラストがめちゃ可愛い。
この本読むまで佐渡島さん知らなかったのですが、漫画「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」で有名な方なのですね。
知らないこと、たくさんあるなあ。
今日もありがとうございました。





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