毎日更新じゃなきゃダメなんて絶対ない
「240日連続で更新しています」
そうお伝えするたびに、数字がひとり歩きしているのではないか、と怖くなるときがあります。
数字はやっぱりインパクトがあるから、「そんなに続けてるのね」と信頼してもらえる可能性がある反面、「続けることが正義」みたいな間違った圧迫感をつくってしまうこともあるなあと。
でも、「誰もがみんな続けなければいけない」なんて全然思っていなくて。今日はそんな話をしたいと思います。
私が毎日更新をしている理由
単刀直入に言っちゃいますね!「それしかできないから」です。もうほんとこれに尽きます。
飽きやすい性格だから極めたものもないし、新卒で働いた商社の事務職は4年で辞めたのでキャリアや実績があるわけでもない。そんな自分にできることは、書くことだけなんです。
でも書くことが大好きなわけでもありません。嫌いではない、そのレベルです。
だから「毎日更新をするぞ」と決めて公言しないと、明日の私は公にする文章を書かないかもしれない。そのまま何も行動しないで1週間2週間と時が過ぎ去ってしまうのをどうにかして止めたいんですね。だから続けているだけなんです。
毎日更新が最善ではない理由
note更新の習慣化を応援させてもらっている分、「毎日更新をしています!」と言うことも「すごいですね」と言っていただけることも多くなりました。
そうすることで、「毎日更新しなきゃいけないんだ」と感じる人もいるんじゃないかなと思います。
でも私自身は毎日更新が最善だとは思っていません。
人によって適した方法は違うからです。毎日書くことで前に進める人もいれば、数日かけてひとつの記事を書くほうがいい人もいるはずです。
それぞれの事情だって違います。フルタイムで働いてる人もいれば、自分のために使える時間がたくさんある人もいる。家事をていねいにやる人も、私のように最低限だけで済ませる人もいるでしょう。
それぞれの人に合った方法を、その人自身が決めた方法を、応援させてもらえたら嬉しい。それだけなんです。
それに毎日更新とは言っても、私の場合は、撮ってレタッチした写真を載せる日もあれば、つぶやきだけの日もあります。余裕のある日に記事をストックしておいて、記事を完成させない日だってあります。そうやって工夫をして、ぎりぎりなんとか続けられてる。ギリギリ毎日更新ですね。ほんまに。
それでも更新を続けてきてよかったこと
ここまで書いてきたことはもしかしたらネガティブに映るかもしれません。でも、更新を続けてきてよかったと思うことはたくさんあります。
日常のささいなことから記事を書くことができるようになったし、始めはしんどすぎた「毎日書くこと」が、ちょっとずつ習慣になってきました(但し波はあります)。
そして、書くことに挑戦する仲間に出会えたことが、なによりも更新を続ける力になっています。
他にもたくさんのコメントを頂いてます😭🙏🏻✨
そして、自分との約束を守ることは、なによりの自信になるんです。
私はnote更新を始める前、2年ほど何も行動できなかった日々がありました。何か成し遂げたい。でも自分がやりたいことも出来ることも分からない。だからいろいろ調べるけど、結局なにも手を動かさないまま1日が終わる。布団からほとんど出ない日だって、数えきれないほど。
あのときは本当に辛かった。行く先がどうなるか見えない不安と、何もしない自己嫌悪と焦りと。
あの頃と比べると今の自分は変わったなあと思います。決めたことを守れているという実感が、自己嫌悪と焦りに落ちそうになる自分を引き上げてくれました。
これまでを振り返ってみると、「毎日更新やってて何になるんだろう…」と呆然となったときも、辞めたくなったときも、何回もあります。たぶん、これからもあるでしょう。
それでも続けられているのは、更新を見守ってくれる人、応援してくれる人、アドバイスをくれる人がいるからこそ。
そんな彼らに恩返しができるとしたら、文章の質を上げていくこと、自分自身を成長させていくことだなと、改めて。
読みに来てくれるあなた、スキをくれるあなた、いつも本当に励みになっています。ありがとうございます。よかったらこれからも、どうぞよろしくお願いします。