「自分の無能を認めて許せよ」
期待と不安。
4月、これから新生活を迎えるにあたって紹介したい本がある。
浪人時代、信頼していた英語の講師が講義中に読書術について持論を展開していた。
曰く、
「自分に対して『お前はバカだ、カスだ、死ね!』と言ってくれる本を読め」とのことだった。
そんな本に出会ったので紹介する。
タイトルは、
「わからない」という方法
一般的に、人はわからない状況に遭遇すると一歩退く。
わからない「から」やらない。
その中である人が一歩踏み出す。
人はその光景を見てこう言う。
わからない「けど」やる、
あいつはすごいやつ(ヘンなやつ)だ、と。
一方で筆者の中には以下の方程式がある。
わからない「から」やる。
この本のテーマは、
「『わからない』と『やる』を順接で結びつける覚悟があれば、なんでも出来る。」
である。
あるいは、
「スペックの低い『頭』で考えたって何にも出来やしないんだから、『頭』よりはるかに
可動域の広い『身体』に任せて、なんでもやってみたまえ」
である。
理屈屋で腰の重い僕を殺す本だった。
生きているという事実
たった一人でもいいから自分を認めてくれる人
「わからない」を”方法”にする覚悟。
この3つを頼りに生きていこうと思った。
これから新生活、期待の中に大きな不安を抱える全ての人に読んで欲しい。
※筆者も認める通り、内容がややくどいので長時間本を読むのが苦手な人は先に1章と4章だけ読んで、筆者に興味を持てたら2章、3章を読むべし。
僕は集中力がゴミ以下で、かつ内容的に僕を殺しにかかってくる本だったので、全部読むのに足掛け1ヶ月かかりました笑
※タイトルは本文より抜粋。