![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98408938/rectangle_large_type_2_4296745e5b963456e74747b3e41208ca.jpeg?width=1200)
言葉の宝箱 0243【人間というのは自分より弱い連中がいると安心する】
![](https://assets.st-note.com/img/1676798585165-FfB364dHU5.jpg?width=1200)
メジャーを代表する東洋系スラッガー“ジャスティン・キング”。
大都市球団へのトレードを拒み続ける
彼の正体を探る者達が次々に姿を消す。
最後に日本の新聞記者が辿り着いた驚愕の真実とは?
野球ミステリ。第一回「サムライジャパン野球文学賞」大賞受賞。
・自分自身に腹が立った P14
・自信も所詮は過信に過ぎなかった P92
・早く抜け出したいと思っている連中に限って、
実際はなかなか抜け出せんと居ついてしまう P115
・怨恨といのは遺伝するのよ(略)
長年いがみ合ってきた隣国同士が、
いくら平和だ協力だと親交を深めていっても、
ちょっとしたことが火種になるでしょ。
それは心の底から好きになろうとしていないから P153
・簡単に違う人種にはなれないということさ。
氏より育ちというけど、実際は氏の方がよっぽど大事だということだ(略)むしろ育ちが大事だから(略)
変わり切れないという考え方もありますよ P283
・人間というのは自分より弱い連中がいると安心する。
世の中から差別をなくすなんて、
人から一番の楽しみを取り上げるぐらい無茶な注文だ P332